ここから本文です

「空き屋バンク」で空き家が老舗料理店に ボロ市営住宅を救助訓練に活用

2019/12/8(日) 9:01配信

中京テレビNEWS

 古くなって価値がないような建物が、実は意外に役立っていました。そのワケとは?

 岐阜県川辺町にある「うなぎ処 うな勝」。

 店内に入ると、おもむきのある雰囲気。

 この店の人気は、ひつまぶしや味噌を使った料理が味わえる「うなぎプレート」。平日限定15食の自慢のサービスメニューです。(土日祝は要予約)

「表面パリっとして、ちょっと甘口でおいしいです」
「うまい!」
「ほんと味付けがいい。伝統の味かな?」(客)

 浜松産のウナギにタレはたまり醤油を使い、じっくりと焼くことで、外はパリッと身はふっくらとしたウナギに仕上げます。

 川辺町唯一の、歴史あるウナギ屋かと思いきや…

「今年の7月です。7月の14日ですね」
「じゃあ、まだオープンしたばかり?」(記者)
「そうですね」(うな勝 店主 望月勝人さん)

 実はこの店、老舗ではなく2019年7月にオープンしたばかりの新しい店。

 築100年以上の“空き家”で、古い建材などはそのままに再利用しました。

「やっぱり材質を見ると当時の材質って、すごくいいものを使っている。この色具合ですね。煙で燻(いぶ)された材質のものが、磨けば出せないような色合いが出る。私はそういうのが好き」(望月さん)

 岐阜県防災ヘリのパイロットだった望月さんは、退職後、川辺町の「空き家バンク」を通じて、この家と土地を購入しました。

 「空き家バンク」とは、所有者が売却や賃貸を希望している“空き家”の物件情報を集めたもの。川辺町では25軒を登録していますが、すぐ使える家ということもあって成約率は9割近くになっています。

「古いものも大事ですので。うまく利用したら、いいんじゃないかと思ってます」(望月さん)

 空き家を活用するのは、こんなことも…

 薄暗い建物の中で鳴り響く音。名古屋市東区にある建物で行われていたのは、消防の“救助訓練”です。

 実はここ、取り壊される予定の市営住宅。

1/2ページ

最終更新:2019/12/8(日) 9:01
中京テレビNEWS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事