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横浜F・マリノス優勝に水を差した主審のお粗末ジャッジ

2019/12/8(日) 5:00配信

THE PAGE

 ゆえに間近で見ていた三原純副審とインカムを介して、ファウルの有無を確認したために、ホイッスルを吹くまでに時間差が生じたのだろう。ファウルを取られるだろう、と覚悟していた朴もすぐに気を取り直し、FC東京の直接フリーキックで再開される試合に集中していた。

「自分は遅れて(永井選手の)足を蹴ってしまったので。ああ、イエローカードなのかと思って、(直接フリーキックに対する)壁の準備をしようと思っていたんですけど」

 ただ、FC東京の選手たちによる抗議が収まらない。MF高萩洋次郎やMF三田啓貴、DF森重真人らに永井本人も加わり、得点機会の阻止による一発退場ではないかと抗議を繰り返す。それでも木村主審は受け入れず、マリノス選手たちに壁の位置をバニシングスプレーで示した直後だった。

 インカムへの受信をキャッチしたようなしぐさを見せた木村主審が、メインスタンド寄りのタッチライン際へ、三原副審を目指して駆け寄っていく。2人のやり取りを両チームの選手たちが遠巻きに見つめているなかで、今度はゴール前の朴のもとへ小走りで近づいてきた木村主審は、朴にレッドカードを提示した。時計の針が19分に到達する直前の、想定外のやり取りを朴が明かす。

「主審からは『副審と意見をすり合わせたときに、レッドカードの判定が妥当だ、ということで切り替えた』という説明を聞かされました。起こってしまったことは、本当に仕方がないと思っています。自分の不用意なミスが原因だったので」

 自らに責任があると必死に言い聞かせ、ピッチを後にした朴だったが、当然ながらマリノスの選手たちは納得できない。数人が何度も抗議しようと食い下がったなかで、ベンチ前でぼう然と首を横に振っていたアンジェ・ポステコグルー監督は、試合後の公式会見で朴についてこう語っている。

「彼は責任感をもって、目指している積極的に前へ飛び出していくプレーをしてくれた。あのジャッジについてはだいぶ遅れて判断が下され、ちょっと不思議な感じではあったが」

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最終更新:2019/12/8(日) 5:00
THE PAGE

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