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なぜ山川穂高は打撃練習で150メートルを飛ばすつもりでやっているのか

2019/12/8(日) 8:37配信

高校野球ドットコム

来年から背番号「3」を背負うホームランアーチスト・山川穂高が語る打撃練習の考え方とは。

まずウエイトトレーニングについての考え方についてこう答える。
「ウエイトトレーニングは怪我をしない体にするために最低限はやるという感じですね。決して嫌いではないですし、知識も持っているつもりで、ベンチプレスは100キロくらいなら楽に上げられます。スクワットも200キロ近くは上げられる。ある程度の筋力はあった方がいいとは思います。でも、ただ重いものを持ち上げられるようになって体が大きくなってもバットを速く、強く振れるようになるとか、野球に繋がらないと意味がない。体が小さい選手に関してはやってもいいかなと思いますが、野球のどこに生かせるのかというのを先に考えてやるべきでしょうね。僕はバットを振る筋力はバットを振ってつけるのが1番いいという考えで、練習ではとにかくマックスで振ります」

 バットを振るときは常に全力で行う―――。言うほど簡単ではない。

「僕もバッティング練習をマックスで打てと言われれば打てるんですけど、たとえばそのあと、個別練習があって、100球、200球を連続ではさすがに打てないですよ。ただ、体を全部、使って、マックスでバチーンと打っておくことは、やっぱりすごく大事だと思います。高校生や大学生の練習を見ても、それができている子はほとんどいないです。いろいろな方が『100メートル飛ばせばホームランだ』と言います。確かにそうで、100メートル飛ばす確率を上げていった方がいいというのもわかります。ただ、それは試合での話。試合では僕もそこまで全力では振りません。でも、それはピッチャーが投げる球が速くて、そこまで本気でボールをつぶしにいかなくてもバットの芯に当てたらスタンドに入るから。ですが、練習ではピッチャーがピュッと軽く放った球を飛ばすわけなので、それは体をぶつけていかないと無理です」

「さらに練習では100メートルではなく150メートル飛ばすことを意識した方がいい。なぜなら、本気でフルスイングをするから。飛ばしたいと考えれば、とらえるポイントを前に置いて、タイミングもしっかり早く取ろうとしますし、振った後のフォロースルーも大きくなる。西武なら浅村 栄斗さん(現・東北楽天)、秋山 翔吾さん、他球団でも柳田 悠岐さん、松田 宣浩さん、長谷川 勇也さん(いずれもソフトバンク)とか、吉田 正尚(オリックス)とか、いいバッターはバッティング練習でもパチン、パチンと軽く打たないです。体を目いっぱい使っている。ホームランにならない打球でも、すごい打球を打ちますからね」

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最終更新:2019/12/8(日) 8:37
高校野球ドットコム

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