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日大三・小倉 全由監督 香川の球児と指導者に熱血指導

2019/12/8(日) 12:30配信

高校野球ドットコム

 2019年12月7日(土)香川県丸亀市の丸亀城西高校グラウンドで「令和元年度香川県高等学校野球連盟監督研修会」2日目が開催。この日は前日、香川県宇多津町の「ホテルアネシス瀬戸大橋」において講演した日大三・小倉 全由監督が丸亀城西をはじめとする香川県球児に対し実践指導を行いながら、指導者たちに練習メニューを伝授した。

【写真】選手たちと共にアップする小倉全由監督

 とはいえ午前中に守備、午後に打撃を中心に「実践指導」の内容は、日大三での熱血指導がそのまま丸亀城西グラウンドに展開されることに。常に名前を呼びながらすぐに課題を指摘し、時には1人1人に対し親身に指導する小倉監督に対し、選手たちからも「守備の基本から教えてくれて勉強になった。今後に活かしたい」(三本松2年・島本 大輔)「バッティングでも芯にあたった感覚と飛び方が変わった」(丸亀城西2年・雨嶋 大和)と感謝の声があふれた。

 また、最後の質疑応答などでは小倉監督が「丸亀城西はいいアップをしている。明日からさっそく日大三の練習に採り入れたい」や、同日朝に四国ローカルで放送された「とべ動物園・白熊のピース20年の育成記録」を見て「改めて教えることの難しさを知った。勉強になった」といった、62歳にしていまだどん欲な吸収意欲の一端が垣間見える場面も。

 さらに、2001年夏、日大三が近藤 一樹(現:東京ヤクルトスワローズ)の状態が悪かった序盤、近藤から2年生左腕・清代 渉平(明治大~元:NTT東日本)の継投で勝ち上がれたのは「甲子園初戦前の割り当て公式練習中に次の練習割り当てだった明徳義塾・馬淵 史郎監督が清代のブルペン投球を見て「あのカーブは打てない」と話してくれたからです」と今まで明かしたことのなかった逸話も飛び出した。

 かくして計5時間近くに渡った実践講習は「研修会」の枠を超えたメソッド伝授の場となって終了。今後、香川県の高校球児、指導者たちは聖地での小倉監督率いる日大三への恩返しを期して、それぞれの場所で伝授されたものを理解し、レベルを高める作業へと入っていく。

寺下 友徳

最終更新:2019/12/8(日) 12:30
高校野球ドットコム

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