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友達の幸せを素直に喜べない…その原因は「あなたもがんばっているから」

2019/12/8(日) 18:00配信

CanCam.jp

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いろいろ考えちゃうけど、結局全部大きなお世話なんですよね。本当に問題なのは、素直に周りの人の幸せを喜べない自分の方なんだろうな。今回はそんなあなたの役に立つ、「友達の幸せを素直に喜べない」ときに意識してみるといい心理テクニックをご紹介します。



■その場で吐き出す!
テキサス大学のジェームズ・ペネベーカー博士は、不満などのネガティブな感情を吐き出させると、約49%の人はそれだけですっきりしてしまうという研究結果を発表しています。結果的に問題自体は何も解決していなくても、自分の意見・不満を吐き出すだけで、不満自体が和らぐケースがあるのです。

ネガティブな感情が湧きおこってきたとしたらすぐに吐き出してしまいましょう。いざ身の回りの人に幸せが訪れたときにネガティブな気持ちを引きずっていると、お祝いする気持ちが整わずにうまく喜べないのもしかたないことです。

■がんばっている人ほど素直に喜べない!?
カナダの大学のC・ロッシュ博士は、抑うつ傾向が強い人ほど目的達成のための努力を惜しまなかったり、結果が出るまで頑張る傾向があると判明しました。逆を言うと、がんばり屋さんほど心が折れやすいのです。

そのため、友達が幸せになっているのを見ると、どうして自分は幸せになれないのか、もっと努力が必要なんだと自分を責めてしまい、友達の幸せを喜ぶ余裕がなくなってしまうのです。今の自分に満足することで、心に余裕をつくりましょう。



■別人になりきれば受け止め方も変わる
友達は幸せそうだけど、自分はそうじゃない……そんなストレスと上手に向き合っていくには、ペルソナ・ペインティングという心理手法を使ってみることをおすすめします。これは心理学者ユングが提唱するもので、ペルソナ=仮面を変えることで受け止め方を変える、つまり別人になりきって振る舞うこと。

自分が直感的に抱いた心情を抑圧して振る舞うには、やっぱりどうしても無理があります。うまく自分に言い訳しても、どこかで矛盾が生じ、辻褄が合わなくなってしまうでしょう。ならば、自分の中に友達の幸せを喜べる別の人格を作ってしまって、その人に任せてしまえばいいのです。



■あえて運のせいにしてみる
幸せそうな人を目の当たりにすると、どうしても今の自分のことを省みます。そして、行動の結果に対しどこに原因があったのか思いを馳せる人も少なくないでしょう。心理学者ワイナーは、失敗を「原因が自分にあるのか」「自分以外にあるのか」そして「どうしようもないことなのか」「どうにかなったことなのか」という要素を元に分類しました。そこで、最も物事を楽観的に受け止められるのが、原因が自分以外にあり、どうにかなるものだと結論付けました。そして、自分以外のせいにするうえでも、誰か特定の人に原因を求めない「運が悪かった」という考え方はベストなわけです。他人の幸せを前にして、自分の不幸せが目についてしまうときは、まだ運が巡ってきていないからだと思うようにしましょう。



他人の幸せを心から喜ぶには、やっぱり自分自身がある程度幸せであることが必要です。もしも自分が不幸であると感じたり、自分が欲しいものを友達が手に入れているのを目の当たりにすると、「何で私だけ……」「どうしてあの子は……」と、自己嫌悪や嫉妬心で心が満たされてしまいます。そうなると、本当は喜びたいのに喜ぶことができなくなってしまいます。もしあなたが不幸せな気持ちに囚われがちなら、今回の記事を参考にして、なるべく上機嫌でいられるように自分を整えてみてください。(脇田尚揮)

最終更新:2019/12/8(日) 18:00
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