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“Uberでの性的暴行3000件”に衝撃…数字と企業努力を冷静に見つめ、性犯罪を無くす努力を

2019/12/8(日) 13:30配信

AbemaTIMES

 Uberの利用規約を見てみると、「Uber自身は輸送サービスを提供しない」「Uberは輸送業者ではない」「Uberと輸送業者との間には雇用関係は存在しない」「Uberはライドシェアサービスの提供者ではない」「ライドシェアは、ユーザーと本運転手との間で締結され得るすべての合意に従って実施される」といったことが定められている。つまり、問題は当事者間によるものという考え方が前提のサービスなのだ。

 こうしたことから、アメリカでは今年5月にドライバーたちが待遇改善を求めて抗議行動。日本でも今月5日、ウーバーイーツの配達員たちが「一方的に報酬を下げられた」と、ウーバー・ジャパン社に交渉を求める事態に発展。ウーバーイーツユニオンの前葉富雄執行委員長は「配送料金というか、僕たちに対する報酬のシステムを一方的に変更した」と訴えている。

 「労働組合問題のようなものは他国でも起こっている。個人事業主としていつでも辞めることのできる権利があるとはいえ、ほぼ労働と同じではないかということだ。これだけ巨大で独占的なプラットフォームが出てきくることを法律は想定していないので、規制も追い付いていない。日本でも副業やパラレルキャリアが当たり前になりつつあり、フリーランス向けの保険が登場するなどしているが、それに対して環境整備が後追いになってしまっていることが現状だ」(千葉氏)。

 作家の乙武洋匡氏は「テスラの自動運転車が初めて死亡事故を起こした時、日本では“こんな危険なものは続けるべきではない”といった否定的な声も強かったが、実は自動運転よりも人間が運転していた時の事故率の方は高いといわれている。Uberについても、一般的なタクシーと比較してどうかということがないまま、一概に危険なものだとは言えないと思う」とコメント。

 ホストクラブ経営者で、Smappa!Group会長の手塚マキ氏は「海外旅行にいくと、どこでもUberで移動できるので非常に便利だ。なぜ日本にないのかと思っていた。そもそも日本では性被害が表面化することが少ないという問題もあるし、このデータだけで何かを語ることのは難しいと感じる。また、働き方の問題でいえば、ホストクラブで働くホストたちも個人事業主だ。今よりもホストクラブやホストが増えてくると、実質雇用ではないかといった議論も出てくると思っている」と指摘。ウツワ代表のハヤカワ五味氏も「宅配業者などが家に押し入るという事件もあるし、私は乗っていたタクシーのドアがこじ開けられ、他人に乗ってこられたこともある。Uberが公表して改善していこうとする姿勢は評価した方がいいと思うし、そもそも大本の性犯罪を減らす努力を皆がしていくべきだ」と話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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最終更新:2019/12/8(日) 13:30
AbemaTIMES

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