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中国茶専門店が教える、意外と簡単な「中国茶の淹れ方」

2019/12/8(日) 17:10配信

TOKYO FM+

さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。11月30日(土)放送のテーマは「中国茶」。中国茶専門店「遊茶」代表の藤井真紀子さんに「中国茶で失敗しないコツ」を伺いました。
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2019年11月30日(土)放送より)

── 中国茶を飲むには専用の道具が必要ですか?

簡単に言えば、何か器さえあればそこに葉っぱを突っ込めば飲めるという感じではあります。日本の緑茶と比べると、大ざっぱに淹れても意外とそれなりのパフォーマンスをしてくれるような気がします。もちろん丁寧に淹れればそれだけの反応をしてくれますが、面倒なときはそこまでこだわらなくても大丈夫です。

日本人が一番気にするのはお湯の温度だと思います。日本の緑茶は繊細なので、良い緑茶ほど76℃とか細かく気をつかって淹れたいもの。でも中国では緑茶でも何でも「失敗したくなければ熱湯」が基本です。中国茶はその辺がとても楽チンです。

── そうは言っても気をつけたいことはありませんか?

皆さんが難しいと感じるのは、お湯と茶葉の量の比率だと思います。日本の緑茶や、インドやスリランカやケニアの紅茶は、茶葉の形態とか嵩(かさ)が似ているので、何となく想像がつきます。紅茶なら「ティースプーン○杯」なんて表現をしますね。ところが中国茶はティースプーン1杯で1gだったり5gだったり、いろいろなタイプがあるんです。

だから中国茶は時間で調整しましょう。一煎目で「ちょっと薄かったかな」と思ったら、二煎目はちょっと長めに。もうちょっと濃くしたければ三煎目はもっと長めに。濃すぎたと思ったら短めに。一定レベル以上の中国茶は何煎も入るので、煎を重ねながらジャストなところを探すのも楽しみのひとつです。極端な話、濃かったらお湯で割っちゃいましょう。

── 中国茶は急須で淹れるんですか?

茶器にはいろんなバリエーションがあります。一般的なのは日本の急須と似たものですね。その他に、蓋付きのお茶碗みたいなタイプもけっこう使います。蓋椀(がいわん)と言うのですが、蓋が完全に閉まらずどこかに隙間ができるように作ってあるので、1人なら茶葉と湯を入れてそのまま飲むこともできますし、急須代わりに使うこともできるとても便利な道具です。初めての方にはおすすめです。

最近、中国では白茶が人気です。たとえば白牡丹というお茶は葉っぱを摘んだそのままのような茶葉で、ハーブっぽい香りや味わいを楽しめます。そして抗酸化作用が他のお茶よりも優れているとされ、3年、5年、10年、20年と老茶になってもその機能が落ちないと言われているんです。そんな健康ブームの一環としても白茶がものすごく売れています。

最終更新:2019/12/8(日) 17:10
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