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ソフトバンク大竹、甲子園以来の天敵森封じで苦手獅子封じ

2019/12/8(日) 8:06配信

西日本スポーツ

 来季こそMVP男を斬る!! 福岡ソフトバンクの大竹耕太郎投手(24)が7日、熊本県嘉島町で開かれた熊本地震復興支援の野球教室に参加。高校時代からのライバルで今季パ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた西武の森友哉捕手(24)封じを誓った。今季は森に7打数5安打、打率7割1分4厘と打ち込まれた。西武戦の対戦防御率も7・62。故郷肥後で立てた誓いを「獅子脅し打線」寸断につなげていく。

【写真】熊本県屈指の進学校・済々黌高時代の大竹

■高校から天敵

 地元熊本での野球教室に2年連続で参加した大竹は、今季のパ・リーグMVPの名前に敏感に反応した。「今年はやられましたね。沖縄で3本打たれたし…」。左腕の記憶によみがえったのは5月22日の沖縄セルラースタジアム那覇。5番の森に3安打を許したのが響き、4回2/3で今季ワーストタイの6失点(自責4)でKOされた。

 同学年の森には高校時代から辛酸をなめさせられている。熊本・済々黌高2年だった2012年夏の甲子園3回戦で、大阪桐蔭高の1番森に本塁打を含む3安打を浴びてチームも敗戦。プロ入り後も今季は7打数5安打、通算9打数6安打の打率6割6分7厘と、天敵となっている。

 4日の契約更改時の記者会見で来季の目標に最多勝獲得を掲げた左腕にとって、乗り越えるべき相手は森だけではない。西武にはプロ2年間で7試合に登板し1勝2敗、対戦防御率は7・80。リーグで最も苦手とする相手だ。「森に打たれて打線を勢いづかせてしまった印象がある」。肝心の森対策については「来季になって相手も自分も今と同じ状態とは限らない。やれることは、自分の投げたいボールを投げられるようにすること」と多くを語らなかったが、獅子退治にはキーマン封じが必須であることは十分自覚している。

 来季の目標はもう一つある。来年4月18日に熊本・リブワーク藤崎台で組まれている日本ハム戦での登板だ。今年5月18日の同球場での日本ハム戦時は、先発ローテの関係で筑後での練習に参加していた。「巡り合わせもあるので実現するかどうかは分からないけど、まず投げられる可能性がある立場でいなくちゃいけない」。今季は前半戦で5勝を挙げたものの、調子を落として8月中旬以降は2軍暮らしが続いただけに、再び先発の枠を奪いにいかなければならない。「頑張っている姿を見せたい」。故郷での躍動へ、さらなるレベルアップを誓った。 (長浜幸治)

西日本スポーツ

最終更新:2019/12/8(日) 8:06
西日本スポーツ

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