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ダイエットが失敗する「5つの理由」専門家が解説!

2019/12/8(日) 11:15配信

LIMO

 私たちは、仕事では「売上3000万円」「前年比110%成長」といった目標を立てて(あるいは立てさせられて? )、その達成に向かって頑張ります。しかし、こうした「目標達成」の能力が活かされるのは、何も仕事に限りません。

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『科学的にラクして達成する技術』の著者で、行動科学の専門家である永谷研一さんは、こう話します。

「たとえば、ほとんどの人は、『できればいつも健康な体でいたい』と願っていると思います。そのために、体重の増減に気をつけている人は多いでしょう。つまり、ダイエットは、健康になるための『目標達成』のテーマの一つともいえます。逆にいえば、目標が達成できない理由は、実はダイエットが失敗する理由の中に隠されているのです」

 この記事では、これまで13年間、のべ1万5000人以上の目標設定と行動実践のデータを検証・分析してきた永谷さんに、目標達成の観点から「ダイエットが続かない理由」を教えてもらいました。

ダイエットが続かない5つの理由

 ダイエットが失敗してしまうのには、主に次のような「5つの理由」があります。

[理由その1]本当にやせたいと思っていない
[理由その2]行動が続かない要素が満載である
[理由その3]深く考えていない
[理由その4]たった一人で黙々とやる
[理由その5]どうありたいかが見えていない

 ダイエットが失敗するこれら5つのワケと、仕事や勉強での目標が達成できず、計画倒れになってしまう理由は、実は同じなのです。では、この5つを簡単に説明していきましょう。

[理由その1]本当にやせたいと思っていない

 ある夫婦の会話です。

夫「あーあ。最近、腹が出てきたなあ。やせるために走るかな」
妻「言ってるだけで、どうせやらないんでしょ」
夫「そんなことないよ。やるさ。今回は」
妻「じゃあ、いつまでに何キロ減らすのよ?」
夫「……」

 この妻の指摘は的を射ています。ダイエットがうまくいかないとき、ほとんどの場合は、本人も心の中では「やせたらいいな」程度にしか思っていません。でもそれは「星に願いを込めて」と同じ、「願い」レベルのものでしかないのです。

 ダイエットを続けるためには、「本気かどうか」は大事な要素です。そして本気の人は目標をしっかり立てます。たとえば「1カ月で、体重を3キロ減らす」「3カ月で、おなかを5センチ引っ込める」など、期限を定め、具体的な数値を設定します。目標が明確でなければ「何をすべきか」が見えてこないからです。

 その一方で、本気でない人は目標もあいまいです。そもそも「やせて健康になる」といったものは、目標ではなくて単なるスローガンです。これでは達成するはずがありません。

 ただ、ビジネスの場でも、まったく同じようなことが起きています。たとえば「英語を勉強して、グローバルで活躍する」「部下を育成して、元気な組織にする」というのは、目標ではなく、単なる「願い」です。神棚に向かって拝むレベルにすぎず、実践には結びつかないのです。

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最終更新:2019/12/8(日) 11:15
LIMO

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