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10万年前?の手おのを発見 中国・四川省の青蔵高原

2019/12/8(日) 6:15配信

CNS(China News Service)

【CNS】中国・四川省(Sichuan)甘孜チベット族自治州(Ganzi Tibetan Autonomous Prefecture)炉霍県(Luhuo)で、今から10万年前のものとみられる石の手おのが発見されたことがわかった。

【写真】発掘現場の様子

 炉霍県は鮮水(Xianshui)河の流域に位置し、古代より人類の居住に適した場所だった。炉霍ではこれまでに5万年前の人類の化石や1万2000年前の新石器時代の遺跡、そして数千年にわたり連綿と続けられてきた「石棺墓葬群」が相次いで発見されている。

 四川省文物考古研究院は4月、同省西部高原で行った旧石器時代の考古調査の中で、炉霍地域の6か所で旧石器を発見し、その中の斯木鎮(Simu)俄米村(Emi)と宜木郷(Yimu)章達村(Zhangda)の地層の中で手おのをそれぞれ発見した。

 同院は8月、北京大学(Peking University)の張家富(Zhang Jiafu)教授のチームに当地で発見された旧石器について古代環境と年代の分析を依頼した結果、2個の手おのについてはさらなる分析が必要との結論に達した。

 炉霍県地区で発見された手おのは、地層記録のある手おのとしては海抜が最も高い場所にあるもので、今回の発見は、青藏高原が隆起してきた中で古代人類がどのように移動・交流・進化していったかを明らかにする上で、重要な学術的意義があるとされている。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

最終更新:2019/12/8(日) 6:15
CNS(China News Service)

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