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【MotoGP】ビニャーレスをキープできたら嬉しい! ヤマハ、今季“唯一”の勝利ライダーと契約延長希望

2019/12/9(月) 12:19配信

motorsport.com 日本版

 2021年のMotoGPは、有力ライダーの多くが契約期間満了を2020年に迎えるため、各チーム間でラインアップの大シャッフルが発生する可能性がある。マーベリック・ビニャーレスも2020年にヤマハとの現行契約満了を迎えるが、チーム代表のリン・ジャービスは契約延長を望んでいる。

【画像】好調の要因? ビニャーレスとそのチームスタッフ

 ビニャーレスは2017年にヤマハへ加入して以来、ヤマハが挙げた全7勝のうち6勝を稼いでいる。また、2019年シーズンはヤマハ勢最上位となるランキング3位でシーズンを終えた。

 ただ今季序盤には、ビニャーレスは契約を延長できるかどうかについて疑問を持たれていた。チームメイトのバレンティーノ・ロッシがシーズン序盤は好調で、サテライトチームのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が、ルーキーながら高いパフォーマンスを示したためだ。

 ただ、ビニャーレスは新たに迎えたクルーチーフのエステバン・ガルシアとパフォーマンスアナリストのジュリアン・サイモンと共に、ヤマハ内で“自分の居場所を再発見した”という。

 結果、ビニャーレスは今季ヤマハで唯一の勝利を挙げたライダーとなった。また、ジャービスもビニャーレスの離脱を望む理由はないと語った。

「マーベリックは今年を良い形で始めることはできなかった」と、ジャービスは語る。

「彼は最初の5~6戦で苦戦しており、その時はバレンティーノが彼を上回っていたんだ」

「バレンティーノは今年序盤、力強い走りで2位を(2回)獲得した。オースティンではほぼ勝っていたようなものだ。一方でマーベリックは苦戦してしまった」

「だが今では、彼のクルーチーフの変更など、組織変更が効果を発揮しているのを目にしている。彼のチームが徐々に機能し始め、うまく進みだしたんだと思う。マーベリックもレースに向けてバイクをどうセットアップしていくか、方向性を見出したんだ。彼が1年を通じてパフォーマンスを改善していくところを目にするのは、本当に励まされる」

「それから、レースのスタートが改善されたことも有り難い。なぜならマーベリックがまずまずのグリッドについていても、序盤でポジションを失うというのが典型的なレース展開だったからね」

「彼は時間と努力を費やして、我々もいくつか技術的な変更を加えた。すると彼のスタートは改善された……弱点を消し去ったんだ」

「間違いなく、彼はファクトリーチーム内で自分の場所を再発見し、ポテンシャルを示してみせた。彼は今年ヤマハで勝利した唯一のライダーだ。私は彼が2021年以降もチームに留まってくれるなら、本当に嬉しい」

 なお、ビニャーレスにはいくつかのチームからラブコールが送られていると考えられており、中でもドゥカティが移籍先の有力候補だと言われている。ドゥカティのゼネラルマネージャーであるジジ・ダッリーニャはビニャーレスが獲得候補のリストに載っていると示唆しているのだ。

 また最近になり、ドゥカティCEOであるステファノ・ドメニカリが既に2020年以降の契約を結んでいるライダーがいることを示唆している。

「誰もがそれについて話しているし、一部は既に動いている」と、ドメニカリは言う。

「多くの考慮すべきことはあるが、特定の名前についてはまだ話すべき時では無いと思う」

Valentin Khorounzhiy

最終更新:2019/12/9(月) 12:19
motorsport.com 日本版

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