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世界ジュニア女王・長﨑美柚、全勝の陳思羽を崩したポイントとは<日本生命vsKA神奈川>

2019/12/9(月) 14:34配信

Rallys

Tリーグの見逃せない名勝負をラリーズ編集部独自の視点で解説する【T.LEAGUE 名場面解説】。今回は12月8日のノジマTリーグ・日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)vs木下アビエル神奈川(以下、KA神奈川)の一戦から、第3マッチの陳思羽と長﨑美柚の試合にスポットライトを当てる。

【写真】あどけなさの残る中、世界でも活躍する長﨑美柚

陳思羽(チェン・ズーユ)は、昨シーズンに続き日本生命でプレーをしており、今季シングルス5戦全勝と絶好調。森田彩音(トップおとめピンポンズ名古屋)やサウェータブット・スターシニー(日本ペイントマレッツ)、浜本由惟(KA神奈川)に勝利しており日本生命の首位に大きく貢献している。

対する長﨑美柚も昨シーズンからTリーグに参戦している。今年の世界ジュニア選手権ではどちらも日本人初となるの女子シングルス・ダブルスの二冠を果たし、今最も勢いに乗る若手選手だ。チームのエースである石川佳純が不在の中、同じ10代の木原美悠とともにチームを引っ張っている。

今回の試合では長﨑美柚が3-2で陳思羽に勝利したが、一進一退の攻防の中から長﨑が勝利を引き寄せたポイントはどこか解説する。

ノジマTリーグ 日本生命レッドエルフ 対 木下アビエル神奈川:陳思羽VS長﨑美柚

詳細スコア
陳思羽 2-3 ○長﨑美柚
10-11/11-7/10-11/11-10/8-11/

1.打点の早いバックで多彩なコースに打ち分ける

この試合はお互いに攻撃力に定評がある選手のため、いかに相手に攻めさせないかが戦術の中心となっていた。

陳は長﨑を左右に大きく振ることで主導権を握ろうとする。一方で、長﨑は得意の打点の早いバックハンドを利用し、テンポの速いラリー戦に持ち込むという形で2ゲーム目まで互いに1ゲームずつ取り合う一進一退の攻防を繰り広げていた。

2ゲーム目まで長﨑は打点の早いバックハンドを陳のフォアに送ることが多かったが、3ゲーム目以降ミドルやバックにも振ることで陳の読みを難しくさせ、ラリーで優位に立つことができた。

打点の早さはもちろんのこと、リストの強さを生かした回転量豊富なバックを振ることのできる長﨑だからこそバックハンドが決め球になった。

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最終更新:2019/12/9(月) 14:35
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