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準備が進むF1ベトナムGP開催サーキット。「安全のため」コーナーひとつ追加

2019/12/9(月) 19:21配信

motorsport.com 日本版

 2020年に初開催されるF1ベトナムGP。このグランプリはハノイ中心部から車で20分ほど離れたナムトゥリエム区に特設される”ハノイ・サーキット”で行なわれる予定で、2/3は公道区間が使われる。1.5kmにもなる長い直線が特徴的なコースだ。

【動画】2020年開催予定! ベトナムGPバーチャルオンボード

 同サーキットでは開催に向けた準備が進められているが、その過程で最終セクションでコーナーがひとつ追加されることになったという。これにより、コーナーの総数は23。サーキットの1周も5.565kmから5.607kmに延びたという。

 この変更はFIAとF1からの要請により実施されたものだと、ベトナム・グランプリ・コーポレーションのレ・ゴック・チーCEOは語った。

「ターン22と23で少し変更を加えました」

 彼女はそうmotorsport.comに対して語った。

「このコースはストリートサーキットであり、地域の実際の地理的状況に合わせて調整する必要があります。また、FIAとF1が求める全ての要件を満たさなければいけません」

「我々はFIAやF1と密に働き、ドライバーの完璧な安全を確保するために必要なことを全て行ないました。そして、それと同様に、ドライバーが自らのスキルを全て発揮できるよう、すべてのエキサイティングなターンを作り上げました」

「新しいレイアウトは、近日中に公開されます。そしてその変更がごくわずかであることに、多くの方がお気付きになるでしょう。ただそれは、サーキットに別のコーナーが加わることになりますが、それほど大きな違いではありません。それは安全のために必要なことであり、安全は最も重要なことです」

 本記事の写真は、motorsport.comが独占的に入手したものだ。これを見れば、ハノイの新しいサーキットで、建設作業が順調に進行中であることがお分かりいただけるだろう。そして今は、サーキットの舗装作業を完全に終わらせることに焦点が当てられている。

 チーCEO曰く、全てのことがスケジュール通りに進んでいるという。

「作業は非常に順調に進んでおり、その進捗は実に素晴らしいものです」

 そうチーCEOは語る。

「サーキットは、年内に完成する予定です」

「一部は既存の道路であり、他の部分はゼロから作り上げます。そして新しく作られる部分については、すでに完成しています」

「現在はアスファルトを敷く作業を行なっています。これには多くの層がありますが、今年中に完全に終わる予定です。それが完了したら、表面を整える作業を始めます」

「表面の処理については、1月から3月末まで、約3ヵ月行う予定です。これにはどのコースでも多くの時間がかかるようですが、その猶予を持ちたいと思っています。そして、作業の遅れは許されません。それはやらなければならないことですから……3ヵ月というのは適切な時間です」

 初開催となるF1ベトナムGPは、2020年4月5日に決勝レースが行なわれる予定だ。

Jonathan Noble

最終更新:2019/12/9(月) 19:21
motorsport.com 日本版

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