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【POG】2歳馬総括 レシステンシア2歳女王 エリカ賞はヒュッゲが逃げ切りV

2019/12/9(月) 12:25配信

デイリースポーツ

 先週末は8日にG1の「阪神JF」(芝1600m)が阪神競馬場で行われ、4番人気のレシステンシア(栗東・松下)が、無傷の3連勝で2歳女王に輝いた。7日には中山、中京、阪神で2歳1勝クラスの特別3レースが行われ、阪神の「エリカ賞」(芝2000m)では3番人気ヒュッゲ(栗東・友道)が逃げ切って2連勝とした。

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 「第71回阪神JF・G1」は16頭で争われ、レシステンシアがデビュー3連勝で2年ぶり史上12頭目となる無敗の2歳女王の座を手にした。好スタートからハナを奪い、直線に入ると後続に5馬身差をつける圧勝劇だった。勝ちタイムの1分32秒7はレコード。2着には6番人気のマルターズディオサ、さらに鼻差の3着には3番人気のクラヴァシュドールが入り、1番人気のリアアメリアは6着に終わった。  

 勝ち時計の1分32秒7は、阪神競馬場が改修された06年にウオッカが0秒4上回るレースおよびコースレコード。初のマイル戦も内枠を利し見事に克服した。今年G13勝目となった北村友は「強かった。馬に感謝です」と相棒に最敬礼。「道中リラックスすることだけを心掛けました。余力はあったし、脚は使ってくれると思っていました」と満面の笑みを浮かべた。開業5年目で待望のG1初制覇をつかんだ松下師は「本当に夢のようで言葉にならないです」と万感の思いをかみしめる。3年前にディーパワンサでJRA・G1初挑戦(4着)した思い出の一戦で、つかんだ最高の勲章。14日には自身の39歳の誕生日を迎えるだけに、「最高のプレゼントになりました」と頬を緩めた。今後は馬の様子を見て決めるが、同じ舞台で行われる桜花賞(4月12日・阪神、芝1600m)は視野に入る。「来年に夢がつながる勝ち方」と師が言えば、「ずっと手前を変えてフワフワしていましたし、まだ粗削りですが、十分に通用するスピードは見せてくれた。強い内容。ポテンシャルも秘めています」と鞍上も期待大。2歳女王はさらなる進化を遂げ、堂々と無敗街道を突き進んでいく。(採点・★★★★★)

 また、7日に行われた中京10R・つわぶき賞(芝1400m)では、好位を追走した5番人気ペコリーノロマーノ(美浦・久保田)がV。直線で力強く抜け出し、1分21秒8のタイムで2勝目をマークした。吉田隼は「スタートが良かったですし、行く馬を見ながら。初めて乗せてもらいましたが、反応も良かったです。まだ粗削りの部分がありますし、これからが楽しみ」と素質を高く評価。久保田師は「期待通りの走り。どこか1回使って桜花賞(4月12日・阪神、芝1600m)へ」と早くもクラシックを見据えていた。(採点・★★★☆☆)

 同じく阪神9R・エリカ賞(芝2000m)は、先手を奪った3番人気ヒュッゲ(栗東・友道)が2分0秒6の好タイムで逃げ切り勝ち。2連勝を決めた。川田は「終始、自分のリズムで走ることができたので、いい流れでしたね。よく頑張ってくれました」とパートナーをたたえた。(採点・★★★☆☆)

 中山9R・黒松賞(芝1200m)では、二の脚を利かせてハナを奪ったトゥザグローリー産駒の3番人気デンタルバルーン(栗東・牧浦)が、鮮やかに逃げ切ってデビューから無傷の2連勝。直線入り口で後続を振り切ると、最後まで脚色は衰えることなく悠々とゴールを駆け抜けた。勝ちタイムは1分9秒3。田辺は「気が勝っている馬だから、スピードがあるけど、少しでも落ち着いてくれたら」と今後の課題を指摘。牧浦師は「新馬の後にさらに一段階しっかりした感じがあった。距離を延ばしていけるなら、それも考える」と見通した。(採点・★★★★☆)

最終更新:2019/12/9(月) 16:50
デイリースポーツ

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