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再び旋風を巻き起こせるか?小林陵侑、連覇の期待がかかるジャンプ週間へ!

2019/12/9(月) 8:00配信

HOMINIS(ホミニス)

先日、初戦がポーランドで行われ、5ヶ月間にわたって繰り広げられる新シーズンが幕を開けた「スキージャンプ FIS ワールドカップ」。主にヨーロッパで盛んなこのスキージャンプ競技だが、昨年のワールドカップで個人総合優勝を成し遂げたのが、小林陵侑だ。

【写真を見る】小林陵侑選手や世界の強豪選手の飛翔に注目!

ワールドカップ個人総合優勝は、日本のみならずアジア初となる快挙だった。兄の潤志郎、弟の龍尚、姉の諭果もスキージャンプ選手という一家に生まれた小林は、この11月で23歳になった新鋭だ。小学3年生頃から本格的にスキージャンプを始めると、2012年には全国中学スキー大会で史上2人目となるジャンプと複合の2冠を達成。2015年にレジェンド・葛西紀明の所属する土屋ホームへの入社と同時にジャンプ1本に絞り、2016年の1月にはワールドカップデビュー戦で7位入賞。2018年の平昌五輪にも出場し、日本人最高位(ノーマルヒル7位、ラージヒル10位)を記録するなど、順調なキャリアを歩んできた。

そんな小林の才能が一気に開花し、その名を世界に轟かせたのが2018-2019シーズン。11月のワールドカップ初戦ポーランド・ヴィスワ大会個人3位で初めての表彰台に。続く2戦目フィンランド・ルカ大会で初優勝を達成。そこから歴代タイ記録となるワールドカップ6連勝を果たすなど、蓋を開けてみればシーズン13勝、表彰台21回と圧倒的な強さで、ワールドカップ年間総合王者の座を勝ち取った。

2019-2020シーズン、小林の起爆剤となり得るのが、J SPORTS 3にて12月30日(月)からドイツ・オーベルストドルフでの様子が生中継される"スキージャンプ週間"と呼ばれる一連の大会だ。ジャンプ週間は、年末年始の8日という短い間にドイツとオーストラリアにて4試合が集中的に開催される期間のこと。各試合での順位の他に、4試合、最高8回のジャンプの合計点数から算出される総合優勝も設けられている。1回のジャンプミスが順位に響くため、真の実力が試される名誉あるタイトルだが、小林は昨年、船木和喜以来21シーズン振りとなる日本人2人目のジャンプ週間総合優勝を達成。しかも日本勢としては史上初であり、通算でも僅か3人目となる4戦全勝という形で、優勝を果たしているのだ。

昨シーズンの異次元の活躍の中でも、ハイライトとなったこのジャンプ週間。今シーズンもここで浮上のきっかけを掴み、ワールドカップ2連覇を果たすことができるのか?そして、世界最長記録保持者シュテファン・クラフトとの記録争いの行方は...?世界王者としての重圧を背負いながら迎えた今シーズン――その行方を大きく占う今大会での勇姿を見逃さないでほしい。

文=HOMINIS編集部

HOMINIS

最終更新:2019/12/9(月) 8:00
HOMINIS(ホミニス)

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