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政治家は年賀状を出したら違反!?年末年始のクリーンな活動を伝授|選挙プランナーによる必勝講座【選挙ノウハウ】

2019/12/9(月) 19:00配信

選挙ドットコム

年の瀬も押し詰まり、今年お世話になった方への挨拶や年賀状の準備をされている方も多いのではないでしょうか。年末年始は忘年会や新年会などの行事も多く、皆さんも特に忙しい時期になるかと思います。

ただし、政治家の場合となると事情が違います。一般的には当たり前の慣習であっても現職政治家・候補者・立候補予定者(以下、政治家とする)には制限されている行為が数多くあり、実際に「公職選挙法違反」の疑いをかけられニュースに取り上げられる事例は後を絶ちません。

今回は、特に年末年始に関係のある公職選挙法の規定について紹介します。

お歳暮を贈るのはNG

政治家が自身の「選挙区内にある者」(*)に寄附をすることは、いかなる名義においても禁止(**)とされています(寄附の禁止)。「寄附」とは、財産上の利益を提供することを指し、金銭だけでなく物品なども含まれるため、政治家が「選挙区内にある者」にお歳暮を贈ることも禁止されています。

このことを新人の方が知らずに、例年通りお歳暮を贈ってしまうケースがありますので、十分注意してください。

(*)「選挙区内にある者」とは、選挙区内に住所・居所を有する者や滞在する者の他、法人や各種団体なども含まれます。
(**) 政党その他の政治団体等や親族に対するもの及び政治集会・教育集会に関し必要やむを得ない実費の補償は除く。

忘年会でのおごりもNG

この時期は忘年会や新年会などが続きますが、政治家が「選挙区内にある者」に飲食代をおごったり、設定された会費以上に多く払ったりすることは、先ほどの寄附の禁止に抵触する恐れや、選挙の運動買収を疑われる可能性が高く、特に注意が必要です。

日頃お世話になっている方々や、支援者の方々をねぎらうために食事を振る舞いたいという気持ちは一般の世界では理解できますが、政治家は公職選挙法によって寄付が禁止されていることを忘れないでください。忘年会や新年会では会費以上の金額を支払わない、割り勘にするなどの注意が必要です。

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最終更新:2019/12/9(月) 19:00
選挙ドットコム

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