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倒産件数727件 3カ月連続で前年同月を上回る【2019年11月度の全国企業倒産】

2019/12/9(月) 13:31配信

東京商工リサーチ

 2019年11月度の全国企業倒産(負債額1000万円以上)は、件数が727件(前年同月比1.2%増)、負債総額は1224億5200万円(同0.9%増)だった。
 件数はカ月連続で前年同月を上回り、6月(734件)に次ぐ今年4番目の水準となった。11月度では2年連続で前年同月を上回ったが、1990年以降の30年間では2018年(718件)に次いで、6番目の低水準にとどまった。

 負債総額は6カ月ぶりに前年同月を上回った。11月度としては、この30年間で2018年(1212億7900万円)に次ぐ、3番目の低水準。これは負債10億円以上の大型倒産が18件(前年同月23件)にとどまり、同1億円未満が539件(同540件)と全体の74.1%を占め、小・零細企業を中心に推移したため。ただ、同1億円以上5億円未満が151件(同126件)と大幅に増加し、中堅企業にも倒産が広がり始めている。
 地区別では、9地区のうち、近畿、中国、四国、九州の4地区で増加。都道府県別では、増加が22都府県、減少が21道県と、3カ月連続で増加が減少を上回った。
 産業別では、小売業が6カ月ぶりに減少した。10月に消費税率10%に引き上げられたが、今年に入り増加傾向が続いた小売業(前年同月比7.0%減)は減少したものの、1-11月累計で1,131件と、2018年の年間倒産(1132件)を上回ることが確実となった。

最終更新:2019/12/13(金) 16:25
東京商工リサーチ

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