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新京成14年ぶりの新型「80000形電車」登場 年末運転開始へ 「8」の数字を使う理由とは

2019/12/9(月) 15:57配信

乗りものニュース

N800形電車以来の新型車両

 千葉県の松戸~京成津田沼間を結ぶ新京成電鉄が2019年12月9日(月)、くぬぎ山車両基地(千葉県松戸市)で、新型の通勤車両「80000形電車」を報道陣に公開しました。同社では、2005(平成17)年に登場したN800形電車以来、14年ぶりの新型通勤電車です。

【写真特集】新京成の新型車両「80000形」

 車両のコンセプトは、10月26日(土)に京成電鉄で運行を開始した3100形電車と同じく「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」。新京成80000形電車の外観は、質実さ、実用本位を基本としつつ、やわらかさを出すため、丸みを帯びた形状になっています。

 また、車体上部には従来の車両とは異なり、ジェントルピンクのラインが施されています。これは高架区間の走行時も、周囲から新京成電鉄のコーポレートカラーが見えるようにするためです。

車内の特徴や営業運転開始日は?

 車内は安全性向上のため、各車両に3台の防犯カメラが設置されています。そのほか快適性やバリアフリー機能の向上を目的に、フリースペースや、2画面化した液晶車内案内表示器、プラズマクラスターイオン発生装置が設置・搭載されています。

 また、80000形電車は環境にやさしい車両とすべく、従来のN800形電車より使用電力量を19%削減したフルSiC適用VVVF制御装置(架線から取り入れた直流の電気を交流の電気に変換し、モーターを効率よく制御する装置)を採用。さらなる省エネも実現しています。

 80000形電車は12月27日(金)に、6両編成1本が松戸~京成津田沼間で営業運転を開始する予定です。その後、古い車両を順次置き換えていきます。

 ちなみに新京成電鉄の車両は、今回登場した新型の80000形をはじめ、現行のN800形や8900形など、すべての形式に「8」の数字が使われています。電気部の車両担当者はその理由について「当社製の車両が初めて登場したのは1971(昭和46)年、800形電車ですが、当時から縁起の良い“末広がり”を表す“八”を付番しています。直通する京成電鉄の車両番号と重複しないようにする意味もあります」と説明しています。

乗りものニュース編集部

最終更新:2019/12/9(月) 17:08
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