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米ラッパーのジュース・ワールド、21歳で死去

2019/12/9(月) 16:05配信

Billboard JAPAN

 米ラッパーのジュース・ワールドが、2019年12月8日に急逝した。享年21歳だった。

 第一報を伝えた米TMZによると、ジュース・ワールドことジャラード・アンソニー・ヒギンズは、米ロサンゼルスから地元であるシカゴのミッドウェー空港に到着した際にターミナルで発作を起こした。現場に救急隊が駆けつけた時はまだ息があったが、間も無く現地の病院で死亡が確認された。

 クック郡検視局のナタリア・デレヴヤニー広報責任者は、米ビルボードに対し、「検視局は、イリノイ州ホームウッドのピアース・テラス18500ブロックの21歳黒人男性、ジャレッド・A・ヒギンズの死の報告を受けている」と彼の死を認めた。検視は現地時間の12月9日に予定されている。

 シカゴ警察当局者も、「今朝午前2時頃、ミッドウェー空港のプライベート・ジェット・セクション/ターミナルで、21歳の男性が医療的緊急事態に陥り、オークローンのクライスト・メディカル・センターに搬送され、死亡が確認された」と認めた。捜査が進められているが、死因はまだ確認されていない。シカゴ消防局のラリー・ラングフォード広報担当者は、同空港からの医療的緊急呼び出しを受けて応じたところ、“心停止状態の21歳男性”を発見、救命措置を行ったと回答した。

 米シカゴを拠点に活動していたジュース・ワールドは、2018年の初め頃に「All Girls Are The Same」が話題になったあと、スティングをサンプリングした次のシングル「Lucid Dreams」が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で2位を獲得するなど、同年最大のヒット曲の仲間入りを果たした。この曲でブレイクしたおかげで、彼は【2019 ビルボード・ミュージック・アワード】で<トップ・ニュー・アーティスト賞>を受賞した。

 アルバム『デス・レース・フォー・ラヴ』も、今年同アルバム・チャート“Billboard 200”で首位に輝き、多くのヒット曲を生み出した。また、リル・ウージー・ヴァート、エリー・ゴールディング、BTSなど、多くのアーティストとコラボしたほか、昨年フューチャーとのコラボ・アルバム『Wrld on Drugs』をリリースしている。

 今年米ビルボードの表紙を飾った際、彼は、「人々が置かれている状況から連れ出せるような人間になりたいんだ。その過程で、自分自身が置かれている状況から脱出する鍵が見つかるかもしれない。迷い込んだり、閉じ込められてしまうかもしれない最悪の場所から」と特集記事で語っていた。

最終更新:2019/12/9(月) 16:05
Billboard JAPAN

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