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【7シーターという魅力】メルセデス・ベンツGLB 200に試乗 新型SUV登場 

2019/12/9(月) 9:50配信

AUTOCAR JAPAN

GLAとGLCの中間に位置するGLB

text:James Disdale(ジェームス・ディスデイル)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
 
メルセデス・ベンツのSUVとしては最新モデルとなるGLB。SUVカテゴリーとして、同社で8モデル目となる。車名のアルファベットのとおり、GLAとGLCの中間に位置するクルマだ。

【写真】メルセデス・ベンツGLBとGLA GLC【比較】 (88枚)

「B」に準じて、Bクラスの堅牢なクルマということになるだろう。また「G」のとおり、単なる3列シートのMPVではない性能も与えられている。

最近新しくなったランドローバー・ディスカバリーと同様に、GLBも7シーター。GLAのように、2輪駆動と4輪駆動の両方がラインナップされる。より大きなGLCやGLEは4輪駆動のみとなっている。

ボディデザインは、小さくしたGLSに見えなくもない。一般道で見るとかなりボクシーで存在感がある。デザインは好みが分かれるかもしれないが、見る角度によっては少し不釣り合いな部分もあると思う。シトロエンC5エアクロス以上に個性的にも見える。

GLBのインテリアには、1年ほど前にデビューしたAクラスと同様に、ダッシュボードの幅の半分を占める大きな液晶モニターがレイアウトされる。インフォテインメント・システムとデジタルメーター用の鮮明なモニターだ。

OSにはメルセデス・ベンツ最新のMBUXを採用し、音声コントロール「ヘイ・メルセデス」も実装。加えてGLBのシステムでは、駐車料金を支払ったり、アップル・カープレイなどの機能をダウンロードすることも可能となっている。

質感の高いインテリアに3列シート

インテリアの質感は全体的に高く、BMWやアウディのライバルにも引けを取らない。きれいにフィンの並んだエアコンの送風口や金属仕上げの操作ノブ、3スポークのマルチファンクション・ステアリングホイールなど、Aクラスに座っているのと変わらない上質さがある。

唯一の違いはドライビングポジションが高いことくらい。足元には安っぽさが目立つプラスティック製パーツも目に入ってくる。

車内はかなり広い。3列目シートは小さな子供か、大人が臨時的に使用する程度の大きさ。2列目のシートを目一杯後ろにスライドさせると、3列目の足元にはほとんど空間が残らない。

3列目シートが座れる状態では、ほとんど荷室空間と呼べるものは残らない。ワンアクションで畳まれる3列目を収納すれば、570Lの容量が確保できる。ディスカバリー・スポーツなら、シート下に荷物を入れることができるのだけれど。

GLBを構成するのは、基本的にはAクラスと同じMFA2プラットフォームだが、3列シートを実現するために一回り伸ばされている。エンジンは4気筒のガソリンとディーゼルを用意。メルセデスAMGとして、A35にも搭載される306psの2.0Lターボも選べる。

今回試乗するのはエントリーグレードとなる前輪駆動のGLB 200。1.3Lの4気筒ターボ・ガソリンで、最高出力は163ps。日産・ルーノーと共同開発したユニットとなる。

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最終更新:2019/12/9(月) 9:50
AUTOCAR JAPAN

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