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ポルシェ、2020年に向け18名をワークス起用。ベルンハルト&ベルグマイスターがアンバサダーに

2019/12/9(月) 15:05配信

オートスポーツweb

 12月7日、ドイツ・ヴァイザッハで開催された『ナイト・オブ・チャンピオンズ』にあわせ、ポルシェが2020年のモータースポーツ活動計画を発表した。2020年は総勢18名のワークスドライバーとして起用するほか、ティモ・ベルンハルト、ヨルグ・ベルグマイスターがワークスドライバーの立場から離れることが明かされた。

【写真】ポルシェのフォーミュラEプログラムでテスト兼開発ドライバーを務めるシモーナ・デ・シルベストロ

 ポルシェが戦った1年間のモータースポーツを総括するイベントのナイト・オブ・チャンピオンズ。例年、このタイミングに合わせて次シーズンに向けた活動方針などもアナウンスされる。

 2020年シーズン、ポルシェはGTカーレースとフォーミュラEのふたつを軸に活動。両カテゴリーを戦うため、18名をワークスドライバーとして起用する。また2名のヤングプロフェッショナルズ、2名のポルシェジュニアも起用した。

 新たにポルシェワークスドライバーへ仲間入りしたのは24歳のマット・キャンベルと25歳のマシュー・ジャミネット。ふたりはポルシェの若手育成プログラムに参加しており、晴れてのワークスドライバー昇格となる。

 そして、この昇格に合わせるかのように2度のル・マンウイナーでチャンピオン経験者のベルンハルトとブレンドン・ハートレー、“ミスター911”として知られるベルグマイスターの3名がポルシェワークスドライバーを離れることもアナウンスされた。

 ポルシェとベルンハルト、ベルグマイスターの関係は20年以上に渡るもの。2020年はワークスドライバーとしての活動は行わないがブランドアンバサダーとして活動して、ポルシェを支えていく。

 ハートレーは、直近ではポルシェのフォーミュラE用マシンである99Xエレクトリックの開発に従事してきた。2019/20年からはトヨタの一員としてWECを戦っており、今後はポルシェとは完全に独立した形で活動することになる。

 具体的な参戦カテゴリーについて、すでにシーズン6が開幕しているフォーミュラEにはニール・ジャニとアンドレ・ロッテラーがワークスドライバーとして参戦。テスト兼開発ドライバーはシモーナ・デ・シルベストロとトーマス・プレイニングが務める。

 シルベストロとプレイニングはフォーミュラEでの役目に加え、GTレースにも参戦する予定で、シルベストロはドイツのADAC GTマスターズ、プレイニングはIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジやブランパンGT耐久シリーズを戦うほかWECのデンプシー・プロトンもサポートする。

 またポルシェはGTレースでの“攻撃的な”姿勢を崩さないとしており、第88回大会となる2020年ル・マン24時間に計4台のワークスマシンを投じる。4台の2019年型ポルシェ911 RSRは、WEC世界耐久選手権と北米IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの混成チームがオペレートする。

 この2019年型ポルシェ911 RSRは、WECに先行して投じられ、2019/20年の第1~3戦のうち2戦でクラスワン・ツーを飾るパフォーマンスを発揮しており、2020年1月25日決勝のIMSA第1戦デイトナ24時間で北米デビュー。911号車、912号車の2台体制でシリーズ全戦を戦う。

 このうち911号車はニック・タンディとフレデリック・マコウィッキがマシンをシェア。長距離レースとなるデイトナ、セブリング、プチル・マンではキャンベルが第3ドライバーとして加わる。

 912号車はアール・バンバーとローレンス・ファントールがドライブ。第3ドライバーにはジャミネットが加わる。

 そのほかポルシェは、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジやブランパンGTシリーズにも参戦するとともに、カスタマーチームに対しワークスドライバーやエンジニアの派遣、サーキットでのコンサルティング支援などを行っていく。


■2020年ポルシェモータースポーツ活動
●ポルシェワークスドライバー
アール・バンバー
ジャンマリア・ブルーニ
マット・キャンベル
ミカエル・クリステンセン
ロマン・デュマ
ケビン・エストーレ
マシュー・ジャミネット
ニール・ジャニ
リヒャルド・リエツ
パトリック・ロング
アンドレ・ロッテラー
フレデリック・マコウィッキ
スベン・ミューラー
パトリック・ピレ
シモーナ・デ・シルベストロ
ニック・タンディ
ローレンス・ファントール
ディルク・ベルナー

●ポルシェヤングプロフェッショナルズ
トーマス・プレイニング
ジュリアン・アンドラウアー

●ポルシェジュニア
ジャクソン・エバンス
アイハン・ギュヴェン

■2020年ポルシェモータースポーツ参戦体制
●2019/20年ABBフォーミュラE選手権
99Xエレクトリック:ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー

●2019/20年WEC世界耐久選手権
91号車ポルシェ911 RSR:ジャンマリア・ブルーニ/リヒャルド・リエツ
92号車ポルシェ911 RSR:ミカエル・クリステンセン/ケビン・エストーレ

●2020年IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ
911号車ポルシェ911 RSR:フレデリック・マコウィッキ/ニック・タンディ/マット・キャンベル(耐久レースのみ)
912号車ポルシェ911 RSR:アール・バンバー/ローレンス・バンスール/マシュー・ジャミネット(耐久レースのみ)

●IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ
ポルシェ911 GT3 R:マット・キャンベル/マシュー・ジャミネット/パトリック・ピレ/ディルク・ベルナー/トーマス・プレイニング/マッテオ・カイローリ

[オートスポーツweb ]

最終更新:2019/12/10(火) 11:13
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