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市民愛用のエコ暖房“ペレット”ストーブ 1台で1軒丸ごとポカポカに~ふるさとWish豊前市~

2019/12/9(月) 17:00配信

九州朝日放送

九州朝日放送の夕方情報番組「シリタカ!」では、さまざまな課題を乗り越えようと奮闘する福岡県民を「ふるさとのチカラ」として紹介しています。2019年12月4日(水)放送では、豊前市民が愛用する”暖房器具”をピックアップ。端材やおがくずから生まれたエコ燃料「ペレット」が、木造住宅が多い日本の冬を変えるかも?!

柔らかな炎に癒される豊前市民の冬

福岡県の東部に位置し、山と海に囲まれた自然豊かな豊前市。同町では今、「ちょっとほかとは違う」暖房器具が人気だといいます。市内の多くの家庭で使用しているそうなので、まずはどれほど普及しているのか現地調査することに。

最初に訪問したのは、豊前市役所勤務の中西繁樹さん宅。木をふんだんに使った温もりあふれるステキな家は、なんと自身で設計を手掛けたというから驚きです。そんな中西家の土間にあったのは、炎がゆらぐ暖炉。しかし燃料は薪ではなく、ドッグフードのように見える小さなチップです。

中西さん曰く「ざっくり言うと、ギュッと圧縮した木」というそれは、「ペレット」と呼ばれる固形燃料。そして多くの豊前市民が愛用する暖房器具とはその「ペレット」を使用したストーブのこと。実際、「これ1台で家全体が暖まるんですよ」、「ゆらゆらと揺らめく火を見ているだけでも癒される」と、さまざまなご家庭でペレットストーブが活躍していました。

一般的にはあまり馴染みのないペレットストーブですが、その使い方はとてもシンプル。ストーブの後ろの燃料タンクにペレットをセットして、着火剤で火をつけるだけ。あとは自動的にペレットが火にくべられる仕組みになっているので、燃料を足すために火の具合を細かく確認する必要はありません。

ペレットストーブの多くは「輻射熱(ふくしゃねつ)」を放出し、空気中の水分や、人間の血液を温度上昇させ、身体の芯から優しく暖めてくれます。部屋が乾燥しづらい、煙やススがほとんど出ない、というのも大きな特長です。暖房器具として日本で知られるようになった歴史は浅いですが、北欧をはじめヨーロッパでは広く普及しており、先進的でオシャレなデザインがたくさん製造されています。

家を建てた後やマンションでも煙突を建てられれば設置可能で、費用も工事費込みで35万円くらいからできるといいます。ランニングコストも石油ストーブと同じくらいとあって、美しい炎が醸し出す「スローな雰囲気」にひかれ、コタツやエアコンなどの暖房器具から乗り換える人が増えているようです。

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最終更新:2019/12/10(火) 12:15
九州朝日放送

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