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「ここで何が得られるか」初A代表の田中碧、川崎Fコンビ共演にも期待

2019/12/9(月) 23:15配信

ゲキサカ

 東京五輪世代期待のボランチMF田中碧(川崎F)が、ようやく日本代表に上り詰めた。それでも強豪クラブで主力を担う21歳は決して浮き足立つことなく、落ち着いた心持ちで初めてのA代表活動に取り組んでいるようだ。

「アピールしなくちゃいけないけど、自分の中でここだけ良いプレーをしても自分のサッカー人生には意味がないと思う。良いプレーをしようが、悪いプレーをしようが、これからのきっかけをつかむことができればいい」。

 釜山合宿2日目の9日、田中が語ったのは気負いとは無縁の言葉だった。「チームとしても結果を残したいし、個人としても結果を残したい」とは述べつつも、「一番大事なものを見失わず、自分がここで何を得られるかを毎試合、強い相手に試しながらやっていきたい」。自然体で目の前の一戦を見つめていた。

 今夏はA代表として参戦したコパ・アメリカではなく、トゥーロン国際大会のU-22代表に帯同。それでも10月にU-22代表で参戦した親善試合では、一足先にブラジルを経験していたチームメートを差し置き、ブラジル相手に豪快なミドルシュート2本を叩き込むという華々しい活躍を見せた。

 その後、11月のキリンチャレンジ杯・コロンビア戦は負傷辞退の憂き目に遭ったものの、12月のE-1選手権メンバーにしっかり選出。時には同年代の選手に後れを取るような時期はあったものの、所属先ではJリーグベストヤングプレーヤー賞に選ばれるほどの活躍を続け、代表選手としての道も切り開いてきた。

「自分のプレーが評価されて呼ばれたと思うので、まずは自分のプレーを出すこと」。初めてのA代表に向け、そんなテーマ設定を行った田中。代表でも「自分はボランチなのでチームが勝つために攻守でどうチームを動かすかが大事。ボールを触ってもそうだし、触らなくても流れを良くしないといけない」と所属クラブと同様の働きにフォーカスする。

 今回は川崎Fでコンビを組むMF大島僚太も選出され、揃ってアピールできれば共演の可能性も。「出られる選手は限られているので、自分が出られるように練習から頑張らないといけない」とまずは自らの出場機会に目を向けつつ、「違うチームでまたやれるのはすごくうれしい」と期待を見せていた。

最終更新:2019/12/10(火) 21:41
ゲキサカ

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