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令和元年の日本株式市場は“乱”、20年はどうなる?-スパークス投資経験者調査

2019/12/10(火) 11:55配信

モーニングスター

 スパークス・アセット・マネジメントは9日、「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2019」を発表した。同調査は、19年の日本株式市場の総括と20年以降の見通しを探るもので、全国の20~79歳の投資経験者を対象に実施し、1000名の有効サンプルを集計したものである。

 同調査によると、令和の始まりである19年の日本株式市場を表す漢字は“乱”。理由は「乱高下が目立ったから」「外的要因により株価の上下が激しかったから」などが挙げられている。19年の日経平均株価の値動きをみると、年初から上昇が続き、4月26日には2万2258円と前年末比で11.5%上昇。その後、6月4日(2万408円)と8月26日(2万216円)での二点底形成を挟んで、12月2日には年初来高値2万3529円を更新(8月26日終値からの上昇率は16.1%)と目まぐるしい。なお、18年の漢字も“乱”であった。投資経験者は、米中貿易戦争が勃発した18年以降の日本株式市場について、緊張感をもって見つめている。

 その中で、投資家が挙げた経済分野の流行語は「AI(人工知能)」、「5G」、「キャッシュレス決済」。20年以降に長期的な成長が期待できる分野としては「AI・自動運転車などの知能化技術」、「ロボット工学」などが挙がった。

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETF除く)のアクティブファンドを対象に19年1-11月の純資金流出入額をみると、純資金流出上位10ファンドのうち「AI」、「ロボット」、「フィンテック」、「自動運転」関連のファンドが6ファンドを占めた。足元では、これらのテーマ型ファンドには逆風が吹いているが、投資家の予想通り、短期的なテーマにとどまらず、次世代産業として羽ばたけるか、ファンドの今後を占う上で注目されよう。

「5G」については、「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド」(愛称:THE 5G)への資金流入が継続しており、19年1-11月では、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」や「グローバル3倍3分法ファンド」シリーズと並んで純資金流入額上位10位内となっている。

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最終更新:2019/12/10(火) 11:55
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