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21年前のMVP 丸山茂樹が語る「プレジデンツカップ」展望

2019/12/10(火) 7:32配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

世界選抜と欧州選抜による2年に一度の対抗戦「プレジデンツカップ」が12月12日(木)から、4日間にわたり開催される。松山英樹が4大会連続で出場する今年の舞台は、オーストラリアのロイヤルメルボルンGC。1998年と2000年大会に出場し、13年には副キャプテンとしてチームを支えた丸山茂樹が今年の展望を語った。

松井さん来た!

かつてロイヤルメルボルンの主役に

過去12回の開催で米国選抜が10勝(1敗1分け)と圧倒する中、世界選抜が唯一の勝ち星を挙げたのがロイヤルメルボルンで開催された1998年大会だ。日本からは丸山と尾崎直道が出場し、丸山はチームのポイントゲッターとして活躍。初出場ながらMVPに選出された。

「リンクスのテイストが入りながら、まっ平らではなく、若干アップダウンがあるのが特徴です。アリスター・マッケンジーが設計したコースデザインはバンカーが巧みに配置され、良いショットを確実に“その場所”に打っていかないと落とし穴につかまる。ボールが吸い込まれるようなコレクションエリアも難度を上げ、そこに外すと大きなトラブルになることもある。僕はそこで、あらゆるトラブルを回避できるようなアプローチを懸命に練習しました。芝質は、ハワイやフロリダのような野芝系、ティフトン系、バミューダ系が混ざった感じ。日本ではあまり経験できない芝と言えます」

松山英樹とコースの相性は

日本からは松山が初出場の2013年から4大会連続で出場する。ロイヤルメルボルンとの相性を含めた今年への期待値は?

「松山選手のピンポイントで打っていけるショット力の高さは、誰もが認めるところ。普通のコース状態であるならば合っていると思うけど、あそこはプラスして風がすごい。では、風との戦いにもなる『全英オープン』の成績がいつも良いのかと言えば、決してそうではない。ロイヤルメルボルンはただ良いショットを打っていくだけではなく、風に対してのボールの距離感や高さなど、すべてのコントロールが求められます。そのあたりがプレーにどう影響するかは、実際にラウンドしてみないと分からないところではありますね」

松山はこれまで「全英オープン」に7回出場し、最高成績は2013年の6位タイ。海外メジャーでは唯一、3回の予選落ち(16、18、19年)を喫している。さらに警戒ポイントとして加えるのが、オーストラリア選手も苦労するというクセが強い芝質だ。

「松山選手はどちらかと言うと、バミューダのアプローチを苦手としている。いつも『あまり好きではない』と言っているので、苦手意識が出なければいいと思います。僕はそのとき、ゴルフの状態がたまたま良かったし、何となくああいう芝質とグリーンが向いていた。オーストラリアで育った選手からもバミューダの芝質は(打ち方が)何が正解なのか分からないという声を聞きますが、松山選手はショットが本当に切れるタイプなので、世界のどんなコースに行っても対応できると信じていますけどね」

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最終更新:2019/12/10(火) 7:32
ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

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