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沖縄県立図書館 移転後、来館者倍増 1日平均2365人

2019/12/10(火) 6:04配信

琉球新報

 15日に開館から1年を迎える那覇市泉崎の沖縄県立図書館の来館者数が、2018年12月から今年10月末までに63万人を突破し、移転に伴う閉館の影響がなかった17年度来館者数との単純比較で2倍近くになっていることが分かった。同館は来館者数増加の背景に若年層の利用者増や開館日数・時間増などを挙げた。


 市寄宮にあった17年度の年間来館者数は34万4565人だったが、泉崎への移転後は開館から6カ月の今年5月に早くもその数を上回る35万人となった。10月末までの来館者数は63万1439人。

 1日平均の来館者数も移転後は2365人で、17年度の平均1184人と比べて2倍となっている。月別の来館者数も17年度は2万3千人~3万6千人程度で推移していたが、移転後は約4万1千人~7万1千人に増えている。


 平良朝治館長は来館者増の主な理由を「周辺の中高生や社会人など若年層の利用者が増えたことや、開館日数・時間が延びた影響ではないか」と推測。「館内のホールも活用され、展示会などのイベントに参加する人も多い」と話した。

 これまで若年層利用者の多くを占める中高生から、「図書館に自習スペースを設けてほしい」との要望も数多く寄せられていた。同館は要望に応え、今月4日から27日まで自習学習席106席を試験的に設置している。

 平良館長は「利用者が増えていることは非常にうれしい」とした上で「より便利で楽しめる図書館になるよう努めていくので、マナー順守など利用者にも理解と協力をお願いしたい」と話した。
(下地陽南乃)

琉球新報社

最終更新:2019/12/10(火) 9:52
琉球新報

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