ここから本文です

アップルCEOがオフィスにやってきた。星野源さんの次に訪ねたのはベンチャー・TimeTree社

2019/12/10(火) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

12月8日に来日した米アップルCEOのTim Cook(ティム・クック)氏。8日にはApple表参道で83歳のアプリ開発者である若宮正子さんと再会。その後、居酒屋でアーティストの星野源さんと歓談した様子をツイートしている。

【全画像をみる】アップルCEOがオフィスにやってきた。星野源さんの次に訪ねたのはベンチャー・TimeTree社

そして、クック氏が9日に訪れたのはスマートフォン向けスケジュール共有アプリ「TimeTree」のオフィスだ。

TimeTreeはJUBILEE WORKSとして2014年に設立。アプリ公開当初は5名というスモールチームだったが、App Storeの「Best of 2015」に選出されて以来、急激にユーザー数が増加。2019年9月に社名をアプリ名と統一化し、現在は1900万人のユーザーを抱えるサービスに成長している。

クック氏は、オフィス来訪後に、TimeTree代表の深川泰斗氏と会談。TimeTreeの名前の由来や海外展開や今後の機能について質問をしていた。

その後、TimeTreeのエンジニアの元に出向き、開発の様子や使っている技術について意見を交わすなど、積極的に交流を深めていた。

印象的だったのは、クック氏は自らアプリ開発者の代表やエンジニアに対し、フィードバックを細かく求めていた点だ。

例えば、エンジニアにはiOS 13/iPadOS 13で実装された「ダークモード」の感想や、機械学習フレームワークである「Core ML」についての意見を求めた。また、代表者には「現在提供しているツールに不満はないか?」といった質問を投げかけ、非常にフレンドリーで和やかな雰囲気だった。

日本の成功事例に「エキサイティング」

TimeTreeの訪問を終えたクック氏に、Business Insider Japanは、今回の日本訪問で得られたものについて聞いた。

クック氏は落ち着いた口ぶりながらも、日本のアプリ市場の成長についてポジティブな感想を熱く語った。前述のフレンドリーな雰囲気も、クック氏自身が開発者と直接出会うことを楽しみにしていたことが伝わってきた。

「世界で最もクリエイティブで、イノベーティブな人たちは常に次に何が来るのか、未来に目を向けています。

日本でiPhoneおよびiPad向けアプリを開発している人々は、現在60万人。この5年間で急激に伸びており、そこにものすごい勢いがあるわけです。

(TimeTreeが)ここ数年で5名から40名規模の会社になった理由はわかります。このようなサクセスストーリー(成功事例)が日本中で起きていて、とてもエキサイティングです。

最近聞くようになったのは、(そのような)日本の開発者は国内市場に加え、さらに海外展開にも力を入れています。TimeTreeも、アメリカや台湾、韓国に注力していますし、そして今後はヨーロッパに拡大していくと聞きました。

多くの日本企業がグローバル企業に発展している。それを聞くと本当にうれしく感じる」(クック氏)

1/2ページ

最終更新:2019/12/10(火) 23:01
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事