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競争激化、ハブ化が進展する世界主要空港の現状

2019/12/10(火) 6:01配信

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地球の裏側に暮らしている人ともタイムリーにコミュニケーションがとれ、人と物が大量にそして素早く移動する現代。世界の距離はますます縮まりつつあると実感する。世界の距離を縮めている立役者はインターネットの普及、そして航空路線の充実にあると言えるだろう。

空港乗り継ぎランキング

このほどイギリスの航空コンサルタント会社OAGが「空港乗り継ぎランキング」を発表。第1位の座を維持したのはロンドン・ヒースロー空港だった。空港で必要とされている最小乗り継ぎ時間から最大6時間までの枠で、国際線を含む定期便への乗り継ぎが1日に最大65000通り可能だとしている。

目的地としての空港そのものの規模と併せて、離発着数と運行予定時刻表が大きくかかわるこのランキング。次いで2位にフランクフルト、3位はシカゴ・オヘア、4位アムステルダム・スキポール、5位ミュンヘン、6位トロント、7位パリ・シャルル・ド・ゴール、8位アトランタ、9位シンガポール・チャンギ、10位香港という結果になった。

トップ10のうち半数がヨーロッパの空港で、アジアではシンガポールと香港のほか、11位に韓国インチョン、12位にクアラルンプールがランクインした。なおクアラルンプール空港はLLC(格安航空会社)の乗り継ぎでは世界第1位だ。

気になる羽田空港は22位、成田空港が39位と他空港の後塵を拝する結果となった。羽田空港は24時間運用空港であるものの、運航先が他空港と比較して極端に少ないことが要因。成田空港も同じ理由に加えて、空港の短い運用時間がネックとなった結果だ。

ヨーロッパ勢がトップ10順位の半数を席巻した一方で、トップ50位以内に15空港がランクインしながらもトップ10には2空港のみだったのがアメリカ勢。

これはこの調査のベースが「国際線乗り継ぎ」であることが要因と考えられるだろう。ヨーロッパでは地域全体の定期便のうち15%がこの5空港を利用、便の効率的な集中、集約が伺える。

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最終更新:2019/12/10(火) 6:01
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