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料理研究家・リュウジさんが「バズる時短レシピ」を生み出し続ける理由

2019/12/10(火) 20:00配信

クックパッドニュース

「バズレシピ」で話題の人気料理研究家・リュウジさん。「バズレシピ」とは、SNSなどで拡散され話題となったレシピのこと。疲れている時でもすぐに作れる「早くて、安くて、おいしい」レシピが話題を呼び、リュウジさんのTwitterのフォロワーは今や110万人超え。出版するレシピ本も好評を博しています。そんなリュウジさんにとって料理とは何か、バズるレシピを生み出すコツや原動力について聞いてみました。

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「時短料理」には興味がなかった!?

今はこうして「時短レシピ」の料理研究家として活動していますが、昔は時短料理を正直ちょっと下に見ているところがありました。料理はもっと手をかけて作ってこそと思っていましたし、毎日の食卓に出てくる手軽で簡単な料理なんて、という気持ちだったんです。

だから最初は、“自分が最高だと思う、自分の好きな料理”ばかりを作って、ブログで紹介していました。イカ墨を使ったり、いのしし肉をローストしてみたり、手の込んだこだわりの一品を披露していたんです。でも、世間はそういう料理にはあまり興味がないんですよね(笑)。

今思えば、その時の僕はまだ「料理研究家」という肩書きもありませんでしたし、レストランで働いた経験も数カ月だけ。だから、どれだけ創意工夫して“自分にとって最高のレシピ”を仕上げたとしても、世間からは“プロの料理”と認識されるわけもなく、説得力がないから当然誰も見ないですよね。それでも、自分のメモ代わりとしてブログは続けていました。

時短料理の難しさを痛感……

その後、勤めていた老人ホームで料理を振る舞う機会があったんです。入居者の皆さんが「おいしい」と言ってくれる姿を見て、やっぱり料理っていいなと思いましたし、限られた時間の中で大量のごはんを作る難しさを知り、凝った料理ではなく実用的な料理の勉強をするようになりました。

でもいざ自分でレシピを考えてみると、これが意外と難しくて……。いわば、時短料理はタイムアタック。限られた時間の中でいかにおいしい料理を作るかが大事ですから、同じ料理でも「時短」という条件が付くと、作り方から変えていかなければなりません。

例えば、おいしいビーフシチューを時間無制限で作るのと、10分で作るのとでは、断然後者の方が難しい。もしかしたらプロの料理人はできないかもしれない。時間に制限があるというだけで、料理ってこんなにも難易度が上がるんだと、改めて気付かされました。

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最終更新:2019/12/10(火) 20:00
クックパッドニュース

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