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【特集】『道の駅』移転に“43億円”!交通量調査1回だけ...温泉も増設するが周辺にすでに6つ...甘い計画に町民ら困惑

2019/12/10(火) 17:19配信

MBSニュース

兵庫県猪名川町では今ある『道の駅』を移転させる計画が進められているのですが、一部の町民からは「移設にかかる費用が高過ぎる」などと疑問の声が上がっています。

大人気「道の駅いながわ」

兵庫県南東部に位置する猪名川町。人口約3万人の自然豊かな町です。町の北部に位置する「道の駅いながわ」。2000年に作られたこの施設には、町民だけでなく町外からも大勢の人が訪れます。週末になると、開店前にもかかわらず買い物客の列がみられます。お目当ては地元特産の農作物で、直売所にはしいたけや大根など新鮮な野菜を求める人が大勢いました。

(買い物客)「原木しいたけがおすすめ。原木しいたけと芋。」
(買い物客)「ここは新鮮さが違いますね。」
(買い物客)「地域の新鮮で安くて美味しい野菜が食べられるから、ここに来ています。」

人気があるのは野菜だけではありません。打ちたてのそばを食べられる店もあり、こちらも繁盛しています。

国土交通省が管轄する『道の駅』は、土地や建物の整備は原則地元の自治体が行うことになっているため、「道の駅いながわ」の場合も、施設の土地と建物は猪名川町が保有し、その運営は民間企業が担っています。

43億円かけた道の駅『移転計画』施設面積は5倍…新施設も

ところが、この人気の道の駅を巡って、今、ある計画が進められています。それは『道の駅の移転』です。今の場所から南へわずか2kmしか離れていない、現在は田んぼの広がる場所へと移転させるというのです。移転先の敷地は約3万6000平方メートル。今の道の駅の約5倍の広さになります。町によりますと、新しい施設には野菜の直売店やレストランだけでなく、温泉や子育て支援施設も作る計画で、2023年度の完成を目指すとしています。

「老朽化が進んでいるということがあり、駐車場の不足の問題や交通渋滞の課題もありました。どうすればより集客があって猪名川町のシンボル的な施設になるのか?というような検討をしていく中で、最終的には移転して、今は無い機能を増やして、より良い道の駅にしていこうと。」(猪名川町まち活性化推進室 坂ノ上哲也室長)

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最終更新:2019/12/10(火) 17:19
MBSニュース

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