ここから本文です

航空自衛隊の“空上げ“とは

2019/12/10(火) 14:47配信

メシ通

陸上自衛隊といえばミリ飯、海上自衛隊ならカレー。いずれも各自衛隊の食文化を代表するものです。
では航空自衛隊の定番料理は?
……実はなかったのです、これまでは。陸自のミリ飯についての本が出版されたり、海自カレーのイベントが大盛況だったりと、スポットライトを浴びる陸・海自衛隊の「食」を、空自は長年じっと見つめ続けてきました。
そしてついに「定番料理を作り、空自統一の食文化として普及させる!」と立ち上がったのです。
その定番料理とは……老若男女、万人に愛されるアイテム、唐揚げ。

全国の基地内の隊員食堂で提供されている唐揚げに「空上げ(からあげ)」の文字を当て、基地ごとに個性あふれるオリジナル空上げを提供するようになりました。
各基地の空上げとそのレシピは空自のサイトに公開されています。
今回は静岡県にある浜松基地の協力を得て、浜松基地版「空自空上げ」が誕生するまでの経緯や、実際の調理の現場まで取材させていただきました。基地の厨房にお邪魔してきましたよ!

空自発祥の地、浜松基地

浜松基地を訪れた日は、年に一度の航空祭「エアフェスタ浜松2019」の前日。
管制塔から基地の全景を見せてもらいました。

ちなみに翌日はこの人、人、人!

空上げ作りの現場に行く前に、第1航空団副司令の井口裕康1等空佐にお話を聞きました。
井口1佐、よろしくお願いします!

井口さん:浜松基地は航空自衛隊発祥の地であり、初めて航空団が置かれたところでもあります。基地設立の頃からパイロットや整備員を教育する部隊などが所在し、現在も航空自衛隊における教育の中心地としての役割を担っています。特にパイロットにとっては第1航空団で空自パイロットの証であるウィングマークが授与されるとあって、戦闘機パイロットとしての第一歩を踏み出す節目となる基地です。
また、浜松基地には空自唯一の広報施設であるエアーパークがあり、多くの方が来訪しています。

飛行機好きの筆者としては、陸海空自衛隊の広報施設の中でこのエアーパークがいちばん好きです。入場無料!

井口さん:私は昨年、那覇基地からこの浜松基地に異動してきました。浜松勤務は初めてで、住み心地のよさを満喫しています。海にも山にも近く、政令指定都市だけあってほどよく都会で活気があり、うなぎや餃子といったブランド化されたグルメにもこと欠きません。当然、浜松基地の隊員食堂で提供される給食もおいしいですよ。これは栄養士さんと給養員(※調理を担当する隊員)の食への意識が高く、どうすれば隊員によりおいしく食べてもらえるかを常に考えてくれているからだと思います。

1/6ページ

最終更新:2019/12/10(火) 15:07
メシ通

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事