ここから本文です

中国の11月鋼材輸出、8カ月連続減の458万トン。19暦年も4年連続減少へ

2019/12/10(火) 6:03配信

鉄鋼新聞

 中国税関総署が発表した貿易統計によると、11月の鋼材輸出は前年同月比14%減の457万5千トンとなり、8カ月連続の前年割れだった。500万トン割れは2カ月連続となる。
 中国内の鋼材市況は海外市況より相対的に高値を付けており、中国鉄鋼メーカーの輸出意欲は高まりにくい状況が続いている。10月には8カ月ぶりに鋼板類の輸出も300万トン台を割っており、この状況が11月も続いたもようだ。
 鋼材輸入は2%減の104万2千トンとなり13カ月連続の前年割れだった。
 1~11月累計では、鋼材輸出が前年同期比6・5%減の5966万3千トン、鋼材輸入が11%減の1082万1千トンだった。暦年の鋼材輸出は6500万トン前後となり2015年の1億1239万トンをピークに4年連続の減少となるのは確実な情勢。鋼材輸入は1200万トン程度で今世紀の最低量となりそうだ。
 鉄鉱石輸入は5カ月連続9000万トン超
 鉄鋼資源関連では、鉄鉱石輸入が前年同月比5%増の9065万2千トンとなり、初となる5カ月連続の9千万トン超だった。トン当たりの単価はCFR91ドルで、前月から3ドル下落した。コークス輸出は63%減の32万3千トンで6カ月連続の前年割れだった。
 1~11月累計では鉄鉱石輸入が前年同期比0・7%減の9億7069万3千トン、コークス輸出が33・3%減の575万6千トンだった。鉄鉱石輸入は4年連続の10億トン台が確実となっている。

最終更新:2019/12/10(火) 6:03
鉄鋼新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事