ここから本文です

オリンピックゴルフランクとは!? 渋野日向子に石川遼は東京五輪に出られるか? 「代表選考」の仕組みを解説

2019/12/10(火) 18:32配信

みんなのゴルフダイジェスト

2019年の男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を制した石川遼は、東京五輪出場へ首の皮一枚つながったとコメントしていた。では、晴れて出場を決めるにはどうしたらいいのか? 改めて、オリンピックに出場するための“条件”をまとめた。

渋野日向子のドライバー連続写真

オリンピックゴルフランキングとは?

オリンピックに出られるか出られないか。それを決めるのが「オリンピックゴルフランキング」だ。

後述するようにいくつかの条件があるのだが、基本的にはこのランキング上位に入ることがオリンピックに各国代表として出場するためには必要となる。

オリンピックゴルフランキングはゴルフの国際競技連盟である国際ゴルフ連盟(IGF)がホームページ上で毎週発表するもの。

男子は2018年7月1日から2020年6月22日までの期間、女子は2018年7月8日から2020年6月29日までの期間で算出される。

これらは男女の世界ランキング(女子はロレックスランキング)をもとに算出されるが、世界ランクと見比べるとその違いは一目瞭然。端的に、オリンピックゴルフランキングは「現時点で誰がオリンピックに出られるか」がわかる仕組みになっている。

オリンピックへの出場資格

まずは東京オリンピックへの出場資格をおさらいしておこう。出場人数は男女それぞれ60名だ。

【1】男子は2020年6月23日、女子は2020年6月30日時点でのオリンピックランキング上位15位までの選手(各国最大4名)

【2】16位以下は、15位以内の有資格者も含め、1カ国2名が上限

【3】アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの5大陸ごとに一人も出場資格を有するアスリートがいない場合、男女ともに最低1つの出場枠が保証される。

【4】大会ホスト国(日本)に出場資格を有するアスリートがいない場合、男女とも最低1つの出場枠が保証される。

トップ15までに入れば4人まで、それ以下なら2人が代表の枠となる。それを踏まえ、2019年12月10日現在の男子のランキングから、トップ15の名前を挙げてみよう。

<男子>
1 ブルックス・ケプカ(アメリカ)
2 ロリー・マキロイ(アイルランド)
3 ジョン・ラーム(スペイン)
4 ジャスティン・トーマス(アメリカ)
5 ダスティン・ジョンソン(アメリカ)
6 タイガー・ウッズ(アメリカ)
7 ジャスティン・ローズ(イギリス)
8 トミー・フリートウッド(イギリス)
9 フランチェスコ・モリナリ(イタリア)
10 ポール・ケーシー(イギリス)
11 アダム・スコット(オーストラリア)
12 シェーン・ローリー(アイルランド)
13 ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)
14 松山英樹(日本)
15 バーンド・ワイズバーガー(オーストリア)

これをワールドランキングと比較してみると、ワールドランク7位にはパトリック・カントレー、9位にはザンダー・シャウフェレ、11位にはウェブ・シンプソン、12位にはパトリック・リード、13位にはブライソン・デシャンボーと、15位以内に限っても複数のアメリカ人選手がいる。

しかし、出場できるのは15位以内で各国最大4名のため、“4人目”のタイガー・ウッズ以下の名前はオリンピックゴルフランキングにはないわけだ。

タイガーは世界ランク6位だが、アメリカの選手層がずば抜けて厚いため、アメリカ代表としては当落線上となっている。

1/2ページ

最終更新:2019/12/10(火) 18:32
みんなのゴルフダイジェスト

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事