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高田延彦「ケイプ戦は海にとってそんなにイージーな試合じゃない」【12・31 RIZIN】

2019/12/10(火) 22:27配信

TOKYO HEADLINE WEB

 格闘技イベント「RIZIN」の解説を務める元総合格闘家の高田延彦が12月10日、都内で取材に応じ年末に開催されるビッグイベント「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)と「RIZIN.20」(12月31日、同)の2大会の見どころについて語った。

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 これまでRIZINの年末は常に2大会開催されていたのだが、今年の特徴は29日の大会がベラトールというUFCに次ぐ規模を持つ米格闘技団体のブランドで行われること、そして2大会を通じて、対抗戦やRIZINの選手によるカードを29日大会に提供するなど、団体間で選手の交流が行われるということが挙げられる。

 高田もこの点については「ベラトールは黒船ではあるが決して日本のマーケットを乗っ取りに来たわけではない。RIZINと手を組み、協調して、それぞれが魂を注いだイベントの競演になる。エキサイティングな気持ち」と歓迎。そして「これによって誰が一番得をするのかというと、日本でそれを目の当たりにできるファン。そして交流戦やタイトルマッチを含めて、選手にとってはいろいろとチャンスが広がっていくのではないかと思う。すでに堀口恭司選手が両団体に上がっているが、RIZINの選手がベラトールに、ベラトールの選手がRIZINに、という刺激的な場面をこれからさらに増やしていって、イベントや選手の底上げをしていきたいと思っている。そういう意味では例年とは違うエキサイティングな年末になる。それに29日は金網、31日はリングとビジュアル面だけでも心躍るものになる。それは見る側もそうだが、その中で戦う選手たちが“自分の未来を自分で変えていける”ということを実感してリングに向かっていくと思うと、今までとは刺激が違うのではないかと思っている」などと、ベラトールとの協調によって生まれるさまざまなプラスアルファに期待した。

 個々の注目カードとしてはまずは29日大会の「マイケル・チャンドラーvsシドニー・アウトロー」を挙げた。このカードはベンソン・ヘンダーソンの欠場でチャンドラーの相手が変更となってしまったのだが、高田は「ミスターベラトールであるチャンドラーの試合が見られることは幸せなこと」と話した。続けてエメリヤーエンコ・ヒョードルの日本ラストマッチとなるクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンとの一戦も挙げた。

 また注目選手としマイケル・“ヴェノム”・ペイジ、ゴイチ・ヤマウチの名を挙げる。

 ペイジについては「とんでもない選手。相手をコケにしまくるパフォーマンスで超ヒール。めちゃくちゃ強いんだけどアンチが多い。手足が長くてテクニシャンの一方で変則的、テイクダウンを取られる前に相手を倒す、という唯一無二のスタイルを持ったファイター。相手の安西選手も強い選手だが、いけにえにならないように。恐らくマイケル選手のペースで試合が進んでいくと思う。このマイケルを生で見られるのは楽しみだしエキサイティング」

 ヤマウチについては「彼は卓越したグラップリングの技術を持っていて、一本勝ちが19ある。相手のダロン・クルックシャンクはストライカーでスタイルが真逆。どんな絡みを見せるか。ヤマウチ選手が一本取るのか、倒されるのか。互いに非常に高いレベルの技術を持った者同士なのでなおさら興味がわく。ヤマウチはクルックシャンクを捕まえることができるのか。あるいはクルックシャンクが捕まらずに離れながらヤマウチをKOするのか。ヤマウチはとにかく下になったら一本取ることができる選手。ヤマウチ地獄に持って行かれない中でクルックシャンクが仕留めることができるのか。全くスタイルが違う。それでいてともに最高峰のレベルを持つ同士。こういう試合は楽しみ」などと話した。

 対抗戦に出場する中村K太郎についても「相手はスコット・コーカーがウェルター級の次期コンテンダーと宣言している選手。ということはK太郎選手がチョークで絞め落とすようなことがあればベラトールのチャンピオンシップに大きく近づく。それも大きなモチベーションになる。この試合もスタイルが違う者同士。気になるカード」などと続けた。

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最終更新:2019/12/10(火) 22:27
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