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進まぬ企業のフィンテック導入、ブロックチェーン・APIに「関心ない」20%超

2019/12/11(水) 10:00配信

MONEYzine

 KPMGコンサルティングと慶應義塾大学FinTEKセンターは12月2日、日本国内の上場企業を対象に実施した、フィンテック導入に関する実態調査の結果を発表した。

 フィンテックへの投資規模については、過去3年間に1億円以上投資した企業があわせて22.4%で、「1億円未満」が37.6%、「現状投資していない」が35.3%となった。

過去3年間のフィンテックへの投資規模 また、今後3年間で1億円以上の投資規模を予定していると回答した企業はあわせて35.9%。「1億円未満」は25.3%、「現状投資の予定はない」が33.5%となった。

今後3年間に予定しているフィンテックへの投資規模

 フィンテックの活用およびデジタル化への中期計画やロードマップを策定しているかについて、「策定済み」と回答した企業は9.4%にとどまり、65.3%の企業が「策定していない」、21.8%が「策定中」としている。

フィンテックの活用およびデジタル化への中期計画やロードマップの策定

 フィンテック領域にかかわる技術に期待することについては、「業務効率化」が69.4%で1位。以下、「新規事業の創出」37.1%、「顧客体験価値の向上」30.0%が続いた。

フィンテックの活用により期待すること(複数回答)

 フィンテック領域にかかわる各技術への取組み状況では、「IoT」「AI」「ロボアドバイザー」「API」において「サービス開始済み」との回答が10%を超えているが、「ビッグデータ分析」は4.7%、「ブロックチェーン」は1.2%にとどまっている。特に「ブロックチェーン」と「API」については「関心がない」との回答が20%を超えている。

フィンテック領域にかかわる技術の取組み状況

【調査概要】
「Fintech Initiative 2030」についてのアンケート調査
調査期間 2019年3月11日~4月26日
調査方法 郵送によるアンケート票の送付・回収、Webによるアンケートの実施
調査対象 国内上場企業全社
有効回答数 170件

「Fintech Initiative 2030」インタビュー
調査期間 2019年2月14日~4月15日
調査方法 対面インタビュー
調査対象 国内トップ企業の有識者11名

最終更新:2019/12/11(水) 10:00
MONEYzine

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