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宮川花子 血液のがん公表 化学療法拒否し下半身マヒから奇跡の回復

2019/12/11(水) 15:03配信

デイリースポーツ

 漫才コンビ、宮川大助・花子が11日、大阪市内で会見を開き、6月25日から体調不良で休業していた宮川花子(65)が血液のがんの一種である「症候性多発性骨髄腫」で化学療法を受けていたことを明らかにした。下半身を動かすことが不自由なため現在リハビリ中で、仕事復帰のめどは立っていない。

【写真】2年前、感染症から復帰した宮川大助と花子

 車いすで出席した花子は「半年ぶりに病院の外へ出ました。しゃべるほうは大丈夫なんですが、車いすなので。まだ退院、復帰のめどは立ってませんが、ある程度、回復のめどが立ったので会見することにしました」と説明した。

 同席した奈良県立医大付属病院・天野逸人医師(58)によると、この病気は血液のがんの一種。半年間の化学療法の結果、驚異的な回復をみせ、現在はほぼがん数値がなくなっているという。花子は「抗がん剤の副作用もほとんどなかった。大助さんが毎日見舞ってくれて、本当に優しくしてもらった」と振り返った。

 花子らによると、2018年3月に腰痛を発症。地元の病院の整形外科で検査を受け、転移性骨腫瘍の疑いが出た。同20日に奈良県立医大付属病院で精密検査を受け、第2、第5脊椎に腫瘍が発見された。背骨に放射線を当てる治療を受け、がん数値は下がったが、今年1月の検査で再び上昇。その際に入院・化学療法を勧められたが、仕事を考慮し大阪市内の病院を紹介してもらった。

 しかし化学療法の副作用を懸念し治療を受けず5カ月放置したところ、両足のマヒや右目の形状変化などを発症。6月に再び奈良県立医大付属病院で検査したところ、第2胸椎、第2、第5脊椎、右目の奥など7カ所に腫瘍が見つかった。胸椎の腫瘍が下半身の神経を圧迫してマヒして動かせず、骨も弱り数カ所を骨折。右目奥の腫瘍は肥大化し、押された右目が飛び出しそうになるなどの症状があったという。

 宮川大助(70)は、最初の診断で腫瘍が見つかった際にがんの転移ならば余命半年の可能性を告げられていたことを明かし「そこからのスタート。今は復帰へ向けてのリハビリですが、それからのビジョンは…」と涙ながらに説明した。花子は「ここで泣いたらアカン」と優しく言葉をかけ「NGK(なんばグランド花月)の舞台に立って、感謝の涙を流したい」と復帰へ向けての強い気持ちを表した。

 花子は1988年に胃がんを患ったが復帰している。

最終更新:2019/12/11(水) 17:36
デイリースポーツ

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