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【Bリーグ】琉球ゴールデンキングス 岸本隆一 「ディフェンスにプライドを持って戦っているチームらしくない負け方だった」

2019/12/11(水) 6:50配信

バスケットボールスピリッツ

悔しい2連敗だったが「勉強になった2日間でした」

試合前から会場内のMCが煽る通り、ディフェンシブな戦いが予想された。しかし、初戦は90-87とハイスコアの展開となり、ホームの川崎ブレイブサンダースが琉球ゴールデンキングスとのシーソーゲームを制する。続く2戦目も、序盤から互いに3Pシュートを決めて得点を重ねて行く中、持ち前のディフェンスが戻って来た川崎が98-75で勝利し、4469人のファンを笑顔にした。

敗れた琉球の岸本隆一は開口一番、「負け方ですよね……ディフェンスにプライドを持って戦っているチームらしくない負け方だったのが、すごく悔しいです」と率直な心境を語りはじめる。佐々宜央ヘッドコーチが体調不良により、急きょ指揮を獲った藤田弘輝アシスタントコーチは「相手のガード陣からのツーメンゲームに苦しめられた」と敗因を挙げる。当のガードである岸本は、「ビッグマンが絡んだとき」と「純粋にアウト・オブ・バウンズからレイアップまで持って行かれたとき」の2つの失点パターンがあり、後者に対して反省していた。

ビッグマンがスクリーンをかけに来るピック&ロールを一人で守りきるのは難しい。「バスケットの中での駆け引きもあり、そこで多少やられるのはしょうがない部分です」と岸本は考える。だが、ディフェンスを成功させた川崎が、そのまま思い切り良くペイントエリアに侵入して得点されたシーンは「やられてはいけない部分です」。それ以外にも篠山竜青や辻直人が起点となり、「パス&ランからレイアップに持って行かれたのは、僕らにとっては絶対に許してはいけないところでした」とディフェンスの精度を欠き、この点差がついてしまった。

悔しい試合ではあったが、「勉強になった2日間でした」と岸本にとっては収穫も多く、プラスに捉えている。

多くの気づきがあった篠山竜青とのマッチアップ

マッチアップした篠山竜青は、日本を代表するポイントガードである。今夏のワールドカップをはじめ、「たくさんの大舞台を経験し、どこに試合のポイントがあるのかをすごく分かっており、実際に実行できる選手です。ゲームのポイントを分かっている選手はたくさんいますが、実際にそれをプレーで示すことができる選手は限られます。その少ない中の一人だと思っています」と篠山を称える岸本は、戦いながらも多くの気づきがあった。

「全部が全部うまくいくわけでもないので、どうやってガマンし、どこで踏ん張るかなどゲームの流れや駆け引きもこの試合を通してすごく勉強になりました。そこは今後、僕自身が詰めていかなければならないところでもあります」

2試合とも90点以上の失点を許し、ディフェンスで負けた。それでも岸本は「ディフェンスに関して充実していたし、良い印象を持っています」と自信を見せる。ハードなディフェンスとファウルは紙一重であり、4つのファウルがその証拠と言えよう。

最前線からプレッシャーをかけ、その背中を見せてチームを鼓舞するのがガードの役割である。「自分で言うのもなんですが…」と恐縮しながらも、今シーズンはディフェンスで褒められることが多いそうだ。しかし、岸本自身は「上手くなっているつもりは本当にないです。下手なりに、いや下手だからこそ、エナジーだけは失ってはいけない」と気持ちで技術を凌駕している。ディフェンスやリバウンドは気持ちの持ちようですぐさま向上できると、これまでも多くのコーチが説いてきた。

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最終更新:2019/12/11(水) 6:50
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