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生命保険の告知義務。違反したらどうなる?

2019/12/11(水) 8:10配信

ファイナンシャルフィールド

生命保険に加入する場合、職業や健康状態などについて保険会社に告知する義務があります。何気なく行っているこの行為、実はとても重要なものです。

今回は、保険加入時の告知義務とはどのようなものなのか、また告知義務違反をするとどうなるのか等についてお伝えします。

生命保険に加入する際に必要な告知義務とは?

これまで生命保険に加入したことがある方は、手続きの際に過去の病歴や現状の健康状態などについて申告したことを覚えていらっしゃるでしょうか?

このことを告知制度といい、保険に加入する際には、ありのままに告知する義務が課せられています。

告知制度は「保険法」という法律で定められています。保険法では、保険契約の際に保険会社と契約者双方が守るべき一般的なルールが定められており、従来は商法で規定されていました。それが平成20年に独立した法律として成立したのです。

その際、保険会社への告知が「自発的申告義務」から「質問応答義務」に変更されました。つまり、保険会社から質問されたものだけに回答すれば良いことになったのです。

以前の自発的申告制度でありがちだった『そんなに重要なことだと思わなかったから申告しなかった』ということもなくなったのです。

告知の際に質問される事項は、保険会社によって、また保険商品によって異なりますが、例えば、
・職業や年収について
・身長や体重
・最近3ヶ月以内の医療機関の受診や治療、投薬について
・過去5年以内の入院や手術歴について
・過去2年以内の健康診断や人間ドッグの指摘事項について
・がんにかかったことがあるか
・妊娠の有無(女性)
といった内容です。

書類上の告知だけで済む場合もあれば、追加で健診結果を提出することを求められたり、医師の診察を受けるようにいわれたりすることもあります。

そもそも保険とは、保険に加入し保険料を負担する大勢の人が、相互に助け合う「相互扶助」という仕組みの中で成り立つものです。

初めから健康状態が良くない方や危険な職業の方も加入するとなると公平だとはいえません。そこで、保険制度を健全に運営するために告知制度が必要なのです。

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最終更新:2019/12/11(水) 8:10
ファイナンシャルフィールド

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