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世界一のフーディが解説!「世界のベストレストラン50」

2019/12/11(水) 6:34配信

食べログマガジン

「世界のベストレストラン50」とは?

「世界のベストレストラン50」とは、2002年に英国のグルメ雑誌『レストラン』が始めたレストランランキング。

文字通り、世界のトップ50のレストランを決めるアワードだ。そのランキングは、世界26の国と地域にいる40人ずつの食のプロである評議員の投票で決まる。毎年1回、投票結果を受けて、盛大な授与式が行われる。今年の授与式はシンガポールで行われた。その華やかなアワードの様子から、“食のアカデミー賞”とも喩えられ、ランキング自体が食のトレンドに影響を与えるまでになっている。

「世界のベストレストラン50」2019の結果を読み込む 120位までの発表と、51位以下のシェフの招待で盛り上がったアワード

筆頭スポンサーであるサンペレグリノが、創業120周年にかけて、例年の100位までの発表枠を今年は120位に広げました。同時に51位~120位までのシェフたちは自費で参加できることになり、アワード会場には例年になくシェフが多く、一体感のある盛り上がりが感じられました。これまでは会場でシェフを探すのも大変だったのに、今年は話す機会も多くあり、とても良かったですね。そこには主催者側の、ベスト50が単なるランキング発表の場ではなく、シェフのコミュニティ作りの場であるということを打ち出す姿勢も感じられました。欧米の一部で高まっている、ランキングに対する批判への対応とも解釈できるかと思います。

一番の変革はBest of the Best賞。シェフたちからも賛否両論

なんといっても、今回の一番のニュースは、1位を獲得したシェフは、殿堂入りという意味合いでBest of the Best賞に認定され、投票の枠からはずれるという仕組みが始まったことです。去年1位になった「オステリア フランチェスカーナ」はもちろん、過去1位になった店はすべて、ランク外のシード枠ということ。しかし、この決定については、シェフたちの中にも賛否両論あるようです。TIME誌のweb版では「1位になったシェフの何人かが積極的に働きかけた」とありました。具体的には「イレブン マディソン パーク」のダニエルなどが、各国のシェフに強く言ったそうですが……。一方「Noma」のレネや「ヒシャ・フランコ」のアナ・ロスなどは反対だそう。私も会場のシェフ何人かに聞いてみましたが、「オステリア フランチェスカーナ」のマッシモは賛成でした。

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最終更新:2019/12/11(水) 6:34
食べログマガジン

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