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大手企業CEOや「フィンテック芸人」が下支え! 赤字なのになぜ注目? 海外投資家を引きつけるベンチャーの秘密

2019/12/11(水) 8:00配信

テレ東プラス

投資家ユーチューバー集団「Zeppy(ゼッピー)」が、みんなに知ってほしいイケてる企業を紹介し、投資家の目線で会社を丸裸にする。

今回は、家計簿アプリやクラウド会計ソフトを手掛けるマネーフォワードの代表取締役CEO・辻庸介さんが登場。同社の“赤字でも評価される“ビジネスモデルなどについて語った。

「FinTech(フィンテック)」(金融サービスと情報技術を結びつけた動き)界の国内代表格と名高いマネーフォワードの3つの特徴を、同社の決算資料や決算短信などを基にゼッピーが洗い出していく。

海外と国内の温度差はFinTechやSaaSへの理解度が原因

1つ目のポイントは、ストック収入(単発で終わらず継続的に積み上がる収入)が超成長していること。特に事業者向けクラウドサービスのストック収入成長率(前年同期比)は第3四半期決算で70%と好調だ。

ここで「Zeppy」所属の井村俊哉(元お笑い芸人・現物株億トレーダー)が、「SaaS型のため(顧客が)継続的にお金を落とし続けてくれるのは、投資家としても安心感がある」と伝えると、辻さんは「マーケットのボラティリティー(変動しやすい状態)が低いので、ストックモデルは経営しやすい」と話した。

その他の事業ドメインも堅実に伸び、全体の売上高に対するストック収入の割合は77~78%。ビジネスモデルの強固さについて「Zeppy」一同が絶賛した。

2つ目のポイントは海外機関投資家の高い比率だ。2019年5月31日時点でその比率は31%。FinTechやSaaSが先行する海外では、同社の業績・ビジネスモデルの理解が容易で「説明もしやすい」と辻さんは言う。

一方、国内では同社の赤字上場にとらわれ、傍観する投資家も多いという。しかし井村の分析では、ストック収入が継続的に積み上がり、解約率がゼロ以下の“ネガティブチャーン状態“を達成していけば、先行投資の赤字は解消できる可能性が十分にあるそう。辻さんもうなずき「(同社は)インターネットやクラウドという外部環境で新しくできたビジネスモデル」と応じた。

国内でも今年、SaaS企業の赤字上場が続いた。だが、「最初は投資がかさむが、中長期的なキャッシュフローを最大化するビジネスモデルへの理解が進んできた」と辻さんは分析。

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最終更新:2019/12/11(水) 8:00
テレ東プラス

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