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中日・1位石川昂弥と同等評価も…愛産大三河高の大砲・上田希由翔は大学で守備磨きプロ目指す!

2019/12/11(水) 6:40配信

中日スポーツ

 今春センバツで優勝し、中日にドラフト1位指名された東邦・石川昂弥内野手(18)が目立った今年の愛知県の高校野球。その愛知県に、石川に負けず劣らずの打棒を誇った選手がいる。愛産大三河のスラッガー、上田希由翔(きゅうと)内野手(18)だ。

 182センチ、88キロの大柄で積み重ねた通算本塁打は46本。2年生だった昨年は、夏の甲子園に東愛知代表として出場。初戦で横浜(神奈川)に敗れたものの、上田は今年、阪神にドラフト3位指名された左腕・及川から安打を放った。今春には、U―18高校日本代表の研修合宿にも参加した。

 その左打ちの鋭いスイングは、プロのスカウトから「石川にも引けを取らない」と高く評価されたほど。実際、スカウト陣の間では「プロ志望届を出せば、指名は有力」との声もあった。だが、上田は志望届を提出せず、進学を選択した。

 「最初はプロに行きたかった。でも、考えていく中で、不安が増えてきた」。その大きな不安要素の1つが守備。高校では投手、一塁手でプレーしてきたが、打撃を生かして将来は野手に専念するつもりだ。だが、一塁しか守れないようでは、出場機会は限られる。

 「今のままでは、プロでできても3、4年。同級生が大学を卒業するタイミングで、切られる可能性もあると思った」

 U―18の合宿で、全国のレベルを知ったことも、決断に影響した。実戦形式の練習で、ロッテに1位指名された163キロ右腕、佐々木と対戦。「速いだけでなく、高いマウンドから足を高く上げて、迫力もあった。空振りした時も、バットがボールの上を通ったのか、下を通ったのか、分からないくらいだった」。空振り三振に倒れ、トップレベルとの差を感じた。

 希望進路は、東京六大学リーグ。現在は平日は毎日グラウンドに出て、三塁の守備練習に重点を置いている。「大学にはすごい打者、すごい投手がいる。スピードに慣れて、1年春からベンチ入りできるように頑張る」。神宮経由でプロ入りを目指す。

 ▼上田希由翔(うえだ・きゅうと)2001(平成13)年8月12日生まれ、愛知県岡崎市出身の18歳。182センチ、88キロ、右投げ左打ち。小学1年から岡崎JSクラブで野球を始め、中学時代は幸田ボーイズでプレー。愛産大三河高では1年夏に背番号13で初めてベンチ入りし、1年秋から一塁手のレギュラー。2年秋からは、最速136キロの投手としてエースナンバーを背負った。

最終更新:2019/12/11(水) 6:40
中日スポーツ

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