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脳梗塞で左半身まひ 75歳「感激で涙が出た」 諦めず4.5キロ完歩 ウオーキング大会出場

2019/12/11(水) 7:16配信

沖縄タイムス

 11月24日に沖縄県宜野湾市で開かれた第13回「はごろもウオーキング大会」(主催・市)で、脳梗塞からリハビリ中の小橋川勝徳さん(75)=市我如古=が、家族やリハビリ施設職員らのサポートを受けながら約4・5キロの道のりを完歩した。ゴール地点では多くの人に拍手で迎えられ「感激で涙が出た。夢がかないうれしい」と喜びの声を上げた。

 小橋川さんが発症したのは10年前。言葉が出ないようになり、食事も介護が必要な状態に。左半身にはまひが残った。

 絶望的になったが、家族は「人生100年時代。くよくよしないで」と励まし続けてきたという。

 小橋川さんは市役所近くのリハビリ特化型デイサービスリハビックス宜野湾でリハビリに励み、いつしか市のウオーキング大会に挑戦しようという意欲が芽生えたという。

 昨年の初挑戦は途中で断念。今年は「何がなんでも完歩するぞ」と、市役所近くの公園で3カ月前から体を鍛え、本番に備えた。

 大会には長女宮城令奈さん(45)、その夫の一志さん(52)、孫新垣我琉ちゃん(4)、輝虎ちゃん(2)とリハビックスの機能訓練士、宮里史(ちかし)さんが同行し、一緒に歩いた。

 ゴールの30メートルほど手前では、ボランティアサポーターや市役所職員が出迎え。左手をかばい、つえで体を支えながらゴールする小橋川さんに「やった!  すごい」と大きな拍手が起き、記念タオルが贈られた。

 令奈さんは「多くの人の支えで父が元気を取り戻すことができた」と感謝した。

 小橋川さんは「諦めなければきっと回復できる」と同じ境遇の人にエールを送り、「来年もまた挑戦する。できたらフルマラソンだ」と威勢良く右手を上げた。(翁長良勝通信員)

(写図説明)ウオーキング大会で約4・5キロを完歩した小橋川勝徳さん(前列中央)=宜野湾市・海浜公園多目的広場

最終更新:2019/12/11(水) 7:16
沖縄タイムス

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