ここから本文です

英総選挙、保守党が過半数見通しもリード縮小-ユーガブ最新調査

2019/12/11(水) 11:17配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 12日投開票の英下院選(定数650)で、ジョンソン首相率いる与党保守党が過半数の339議席を獲得する見通しが、ユーガブが10日公表した最新世論調査の結果で明らかになった。

MRPと呼ばれる統計手法を用いた最新調査の結果、保守党の予想議席は前回調査の359から減った。獲得が見込まれる保守党の議席から残りの議席を差し引いた差も前回の68から28に縮小した。

英紙タイムズによれば、今回の調査で議席は最大367と予測されているが、311と過半数に達しない可能性もある。今回の結果を受け、ポンド相場は一時0.2%下落した。

調査が正しければ、選挙情勢が最終盤で厳しさを増したことを意味する。最大野党・労働党の追い上げが続けば、保守党が過半数に届かない可能性も否定できない。

調査結果によると、労働党の獲得議席は231にとどまる見込み。他の主要政党の予想議席はスコットランド民族党(SNP)が41、自由民主党が15。ナイジェル・ファラージュ氏率いる「ブレグジット党」は議席が得られそうにない。保守党は前回選挙で317議席を獲得した。

ユーガブのポリティカルリサーチ・マネジャー、クリス・カーティス氏は発表資料で「差は非常にタイトであり、恐らく戦術的な投票行動による少数の議席の小さな浮動や、労働党の最近の上昇傾向の持続を考えれば、(絶対多数政党不在の)ハングパーラメントの可能性を現時点で否定できない」と分析した。

カーティス氏によれば、「現状では85議席が5%以下の誤差の範囲内にある」という。

ユーガブは2017年の総選挙で、MRPを用いてメイ首相(当時)率いる保守党の過半数割れを正確に予測した。他の世論調査結果は保守党の大勝を示唆していた。

原題:Boris Johnson’s Lead Cut in Key Forecast Ahead of U.K. Election

(c)2019 Bloomberg L.P.

Thomas Penny

最終更新:2019/12/11(水) 11:17
Bloomberg

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事