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忙しすぎる声優・三森すずこ「最近、輪をかけて体が丈夫なんですよ(笑)」果たして来年は休めるのか!? 激動の2019年と新作を語る

2019/12/12(木) 10:43配信

エムオンプレス

2013年4月に1stシングル「会いたいよ…会いたいよ!」でアーティスト活動をスタートしてから、コンスタントにリリースを重ねている声優・三森すずこ。現在IHIステージアラウンド東京にて上演中のミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season1にアニータ役で出演するなど多方面でも活躍中だ。

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そんな“みもりん”が12月4日、ダブルA-Sideシングル「チャンス!/ゆうがた」をリリースした。「チャンス!」は放送中のTVアニメ『ダイヤのA actII』の新EDテーマとしてもオンエア中。今回のシングルや舞台について話を聞いた。

取材・文 / 澄川龍一 撮影 / 小島マサヒロ

「“これは三森にあげるの惜しいな”って思えるぐらいの曲をください」とお願いしてしまいました
ーー 9枚目となるニューシングル「チャンス!/ゆうがた」がリリースとなります。「チャンス!」は、放送中のTVアニメ『ダイヤのA act II』のEDテーマとなっていますが、三森さんと『ダイヤのA』といえば、2014年の「グローリー!」(第1期後期EDテーマ)がありますね。

三森すずこ はい。「グローリー!」はアーティスト活動を始めて1年目ぐらいの楽曲で、1stアルバム『好きっ』のジャケ写撮影の日に、TVCMをポニーキャニオンさんで撮った記憶があります。

ーー 三森さんが作品の舞台である青道高校のユニフォームを着てバントしたりピッチングをするCMでしたね。

三森 そうそう(笑)。初期の頃に出会った作品に、またこうやって携わらせていただけるのは、すごくうれしいですね。

ーー 今回の「チャンス!」もブラスバンド的というか、「グローリー!」と同じく野球要素が含まれた楽曲ですね。

三森 そうですね。「グローリー!」が高校1年生のときだったとしたら、「チャンス!」は2年生になってるのかなって、時間軸的にも繋がっているものとして捉えています。

ーー 「チャンス!」の作曲を手がけたのは、大石昌良さんですね。

三森 大忙しの大石さんにお願いしました(笑)。去年の12月ぐらいに、新曲は『ダイヤのA』の主題歌で作曲は大石さんにお願いするというのは決まっていたんです。そのあと大石さんとはアニメ『SSSS.GRIDMAN』の現場でお会いしたんですけど、そのときに、「大石さんが、“これは三森にあげるの惜しいな”って思えるぐらいの曲をください」って謎の圧がこもったお願いをしてしまって(笑)。

ーー かなり圧のあるオファーですね(笑)。

三森 大石さんも「いやいやいや、みもりん何言ってんねん」って感じでしたけど(笑)。

ーー その甲斐あってか、実に熱のこもった楽曲になりましたね。

三森 すごいオーイシイズムというか、アニソン界のトレンドのお兄さんだけあってすごくトレンド感があるなって。サビの前の笛の音とか特徴的で、自分のなかのセオリーがいろいろと覆されて面白いなって思いました。

ーー いわゆる野球をイメージしたブラスバンドの要素もあるんですけど、「グローリー!」とは違ってちょっとクールというか。吹奏楽部的な要素にニューオーリーンズ的風味もあって。

三森 そうですね。ちょっと背伸び感があります。「グローリー!」は応援席にいる私が、グラウンドにいる選手に向かって「頑張れー!」って言っているような曲で。「チャンス!」はそこから責任感がある立場になるというか、応援席にいる私たち全員が一致団結して声を出さないと届かないよねっていう感じで、スクラム感が強いですよね。

ーー たしかに強い意志が感じられるというか。

三森 Aメロもモノローグなんじゃないかってぐらい、自分の心の中のいろんな想いとかが溢れているような感じで。すごく沸々しています。

ーー となると、歌い方も変わってきましたか?

三森 Aメロは低くて、どっしりした感じを出して歌っているんですけど、サビは爽快感がありますね。歌っていて、空に向かって声を届けるイメージで、どんどん伸びやかにできたらいいなと思って歌いました。歌っていてすごく楽しいし、のびのびとストレスなく歌えて、爽快でしたね。

ーー まさに三森さんが応援席から歓声を送っているような力強さで。

三森 「勝ってくれー!」って思いながら歌いました(笑)。

ーー ちなみに三森さんは『ダイヤのA』の舞台となる、高校野球はご覧になるんですか?

三森 高校野球の熱さがすごく好きで。テレビでパッとみたときに球児が並んで涙していると、私も泣けちゃって。「私もこんなときあったのかなー」って(笑)。自分が高校生のときは気にしていなかったんですけど、年々高校球児に対するキラキラというかエモエモ感が増してきて。暑いなか頑張ってるのを見ると、本当に「頑張れー!」って思いますね。

ーー そうした想いもこもった「チャンス!」の熱はさまざまな層に刺さりそうですね。

三森 だとうれしいですね。高校野球や運動部に限った話ではないし、演奏しているブラスバンド部やチア部もそうだし、応援しているみんなも「この日のために頑張ってきたよね」っていう熱さを感じてもらえたらなって。やっぱりみんなのスクラム感ですね。「チームっていいよね」って感じを出せたらなって思います。

ーー ライブでも観客のみんなと一緒に熱くなれそうですね。

三森 みんなでかけ声を出すから楽しくなりそうですよね!みんなも一緒に歌って熱くなってほしいです。

年齢的にアニータ役ができるようになったんだって不思議な感じでした
ーー このシングルが12月に出て、年を跨いで2月には「リスアニ!LIVE 2020」やワンマンライブ“Mimori Suzuko Live 2020「mimokokoromo」”も控えています。その前に現在絶賛上演中のミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の舞台も1月13日まで出演されていて。ステージに出っぱなしですね。

三森 本当にそうですね。きっと運命が、三森すずこに「お前はまだ止まるな……」って言っているんですよ(笑)。

ーー さて、その「ウエスト・サイド・ストーリー」についてもお伺いします。取材時はまだ公演前ですが、ミュージカルの不朽の名作である本作への出演は、ミュージカル出身の三森さんにとっても大きなことだったのではないですか?

三森 もちろん子供のときからそらで歌えるぐらいどの曲も覚えていて。私は映画版を何度も観ていたんですけど、感慨深いですね。元々ミュージカル出身ですし、大学では英米文学科といって映画を観ながら当時の文化を考察するというところにいたので、もう大好きが溢れてます。

ーー 今回三森さんは、アニータ役で出演されていますが、ちょっと意外な感じもしました。

三森 そうなんですよ。実はマリア役でオーディション受けたんですけど、ダンス審査もあったので、そこでアニータも受けてみようと。

ーー アニータといえば名曲「America」を歌う有名なダンスシーンがありますね。

三森 「飛べるのかな、あのジャンプ!?」って。しかもそんなセクシーな役だし、この前まで『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』で神楽ひかりちゃんを演じていたので、「学生服からいきなりビスチェ?」みたいな(笑)。ちょっとドキドキしています。でも年齢的にアニータ役ができるようになったんだって不思議な感じでしたね。いつまでもマリアだと思っていた……(笑)。

ミュージカルの舞台では、声優アーティストとはまた違う私を見てもらえると思います
ーー みんなが知っている三森さんとは違う姿が見られそうですね。

三森 そうですね。ここでしか見られない、声優アーティストとはまた違う私を見てもらえると思います。

ーー 今年はそうした活動の幅が広がった一年だと思いますが、多忙な中でも充実感は大きいそうですね。

三森 充実していますね。どの仕事も好きなんですよ。10年前は舞台をまたやるとも思っていなかったし、まさか「ウエストサイド」をやれるなんて。

ーー となると、また来年の三森さんにも、新しい出会いが待っているかもしれないですね。

三森 どうなっちゃうんでしょう? 先々のことを考えてもわからないんですよね。去年も「来年は落ち着くかな?」って思ったけど忙しくて落ち着かなかったし。もう想像することはやめました(笑)。

ーー 充実度は増していくばかりですが、くれぐれもお体は壊さないように……。

三森 でも私、本当に体が丈夫で、きっと、だから休まないんですよね。元々そうなのに、最近輪をかけて体が丈夫なんですよ(笑)。そんな三森すずこが2020年は休んでいるのか、休んでないのか、その目で確かめてください!(笑)。

(c)寺嶋裕二・講談社/「ダイヤのA actII」製作委員会・テレビ東京

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最終更新:2019/12/12(木) 10:43
エムオンプレス

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