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メルセデスベンツ GLA 新型、2世代目を欧州発表

2019/12/12(木) 9:30配信

レスポンス

メルセデスベンツは12月11日、新型『GLA』(Mercedes-Benz GLA)を欧州で発表した。

画像:メルセデスベンツ GLA 新型

メルセデスベンツGLAは2013年9月、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2013で初公開された。メルセデスベンツ『Aクラス』の車台を利用した小型SUVで、小型4ドアクーペの『CLA』に続くAクラスの派生車種として登場した。このGLAが初のモデルチェンジを行い、2世代目となる新型がデビューした。

◆先代比で104mm背が高いSUVらしいデザイン

新型GLAは、前後のオーバーハングを短くした力強いプロポーションを持つ。ボンネットにはパワードームを備え、最大20インチのサイズのホイールが足元を引き締める。前面空気抵抗係数は0.28とした。

フロントグリルは、他のメルセデスベンツのSUVに共通するデザインだ。フロントとリアには、アンダーガードが備わる。テールランプは2分割デザインで、リフレクターをバンパーに組み込んだ。これにより、リアゲートの開口部を広げ、トランクへの積載性を高めた。

新型のボディサイズは、全長4410mm、全幅1834mm、全高1611mm、ホイールベース2729mmだ。先代と比較して、新型は14mm短く、30mmワイド、104mm背が高い。ホイールベースは30mm延びている。

◆前席シート高は新型Aクラスよりも140mm高い

インテリアは先代比で、前席の頭上空間が22mm増えた。後席足元の空間も116mm広がった。前席、後席ともに、肩周りとひじ周りのゆとりが拡大する。

前席のシート高は、先代よりも高く、SUVらしいポジションとした。前席のシート高は、新型『Aクラス』よりも140mm高く、新型『Bクラス』よりも50mm高い。また、ルーフピラーの形状を工夫することにより、先代と比較して、車両の周囲の視認性を向上させた。

新型では、3分割のリアシートを採用する。背もたれを前方に倒すだけで、フラットなスペースを作り出すことができる。また、前後スライド機能をオプション設定し、多彩なアレンジを可能にしている。荷室容量は435リットルで、先代よりも14リットル増えた。

◆最新デジタルコックピットにMBUX

インストルメントパネルのディスプレイユニットは、3種類が用意される。2つの7インチ(17.78cm)ディスプレイ、1つの7インチディスプレイと10.25インチ(26cm)ディスプレイ、2つの10.25インチディスプレイだ。最近のメルセデスベンツ車に共通するタービン状の空調ダクトが装備される。

直感的に操作できる「MBUX」インフォテインメントシステムを標準装備する。MBUXは、パワフルなコンピューター、鮮やかな画面とグラフィック、カスタマイズ可能な表示、フルカラーのヘッドアップディスプレイ、AR(拡張現実)ナビゲーション、学習機能付きソフトウェア、「ハイ、メルセデス」で起動する音声アシストなどが特長だ。

新型GLAには、洗車機能が導入された。1回の操作で、ドアミラーが折り畳まれ、サイドウィンドウとサンルーフが閉じられる。レインセンサーもオフとなり、ワイパーは作動しない。空調は循環モードに切り替わり、360度カメラが取り付けられている場合、車両正面の映像が表示される。これらの設定は、洗車後に車速が20 km/hを超えると、自動的に無効になる。

◆自転車を検出してドアミラーに警告を表示

新型には最新の先進運転支援システム(ADAS)が搭載されている。最新の機能には、出口警告機能、横断歩道付近で歩行者が検出された場合の警告などが含まれる。メルセデスベンツによると、コンパクトカーセグメントにおいて、アクティブセーフティは最高水準にあるという。

新型では、後方から接近してくる自転車を検出し、ドアミラーの警告表示で、ドライバーに知らせることができる。また、車両が停止時、後方から接近してくる自転車を検出したにも関わらず、ドライバーがドアを開けようとした場合、音で警告する機能も採用された。

「アクティブブレーキアシスト」は、衝突を回避するために、多くの状況において自動でブレーキをかける。このシステムは、静止車両や前方を横断する歩行者との衝突の危険性を感知した場合、60km/hを上限に作動し、衝突を防ぐ。

◆最新の4MATICがオフロード走行を支援

新型GLAには、オプションとして可変トルク配分機能を備えたフルタイム4WDシステム、「4MATIC」が選択できる。油圧式の先代とは異なり、新型のクラッチは電動式とした。電気モーターがクラッチに軸方向の力を加え、プレートを開閉する。

ドライバーは、「ダイナミックセレクト」スイッチを操作して、4MATICの特性を変えることができる。通常走行の「エコ/コンフォートモード」は、前後駆動トルク配分が80対20で、「スポーツモード」では70対30に変化する。「オフロードモード」では、全輪駆動クラッチが車軸間のディファレンシャルロックとして機能し、前後駆動トルク配分はバランスの取れた50対50となる。

4MATICモデルには、「オフロードエンジニアリングパッケージ」が標準装備される。これは、下り坂の運転支援機能、メディアディスプレイのオフロードアニメーション、マルチビームLEDヘッドランプと組み合わせたオフロード走行用ライト機能などをセットしたものになる。

《レスポンス 森脇稔》

最終更新:2019/12/12(木) 9:30
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