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74.5%が業務コミュニケーションツールでストレスを感じたことが「ある」

2019/12/12(木) 9:40配信

MONOist

 プロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」を運営するヌーラボは、2019年12月3日、「メンションハラスメント」に関する調査結果を発表した。

 同調査はBacklogの利用者を対象としたもので、808件の有効回答が得られた。この調査でのメンションハラスメントは、業務コミュニケーションツールでの通知に関するハラスメントをさす。

 はじめに、仕事で使用するコミュニケーションツールで、通知に関連するストレスを感じたことがあるかを尋ねた。その結果、74.5%が「ある」と回答した。

 ストレスを感じたことが「ある」と回答した人に、ストレスを感じた具体的な理由を尋ねたところ、「プライベートの時間に通知が来て、仕事モードになった」(受信側、56.6%)が最も多かった。

 続いて、「プライベートの時間に通知が来て、返信せざるを得なかった」(受信側、48.3%)、「あまり関係のない通知に時間が取られた」(受信側、46.3%)、「集中したいときに集中が削がれた」「通知が多すぎて大事な通知を見逃した」(いずれも受信側、同率42.7%)、「相手が通知をストレスに思わないか、通知を送る前にためらった」(送信側、41.9%)となっている。

 通知に関するストレスは送信側、受信側双方が感じていたが、送信側よりも受信側としてストレスを感じる傾向が見られた。特に「プライベートの時間」に受け取った通知にストレスを感じやすいことが明らかになった。このことから、「ビジネスでどのツールを使うか」よりも、通知機能の使われ方がストレスに影響すると言えそうだ。

他のハラスメント同様「受けた方が色濃く覚えている」

 次に、「メンションハラスメントと聞いて思い出すエピソード」を任意のフリー入力形式で尋ねて、エピソードを「受信側」「送信側」「どちらも」で分類した。その結果、「送信側」が9.5%、「受信側」は70.9%、「どちらも」が19.6%で、圧倒的に「受信側」が多かった。通知に関するストレスを感じた経験に当てはまる項目を選択式で回答してもらった際は、ここまで大きな差はなかったことから、他の多くのハラスメントのように、メンションハラスメントも「受けた方が色濃く覚えているもの」であることがうかがえる。

 寄せられた具体的なエピソードには、「土日祝日、長期休暇中も関係なく、上長、同僚からメンションや個別連絡がある」「上司から、特に緊急ではないのに休暇中にメンション通知で業務依頼があった」「案件に絡む人を全てメンションに入れる人がいて、重要なのかそうじゃないのか分からなくなる」などがあった。

 次に、休暇中にモバイル端末で通知を受け取る際に、ストレスを感じたことがあるかを「メール」「業務ツール」「個人SNS」の連絡手段ごとに尋ねた。その結果、「ストレスを感じることがよくある」「たまにある」の合計が最も多かったのは「業務ツール」だった(「よくある」が18.9%、「たまにある」が40.3%で合計59.2%)。

「メール」は「よくある」「たまにある」の合計が50.7%だった。

 通知に関するストレスを減らすための対策についても尋ねた。受信側と送信側、どちらが気をつけるのが効果的だと思うかという質問に、選択式で回答してもらったところ、「どちらも気をつける」(44.9%)が最も多かった。続いて、「受信側が気を付ける」(31.9%)、「送信側が気を付ける」(17.3%)となっている。

MONOist

最終更新:2019/12/12(木) 9:40
MONOist

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