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難解な「くずし字」がAIでサクサク読める!読まれないままの文献多く“予想外の事実“見つかる可能性も

2019/12/12(木) 18:24配信

MBSニュース

平安時代から1000年以上使われてきた「くずし字」。現在、読み解くことが出来る人は数千人しかいないとも言われています。この難解な「くずし字」の文献をAIの力で“サクサク読める”システムを立命館大学などが開発しました。埋もれている史料から、まだまだ知らない日本の真の姿が見えてくるかもしれません。

立命館大学が開発“くずし字を読み解くシステム”

京都市北区にある「立命館大学アート・リサーチセンター」にやって来たMBSの辻憲太郎解説委員。文学部の赤間亮教授らの研究チームは、AIの支援を受けながら“くずし字を読み解くシステム”を開発しました。どのようなものなのか教えてもらう前に、辻解説委員が自力でくずし字の解読に挑戦です。

 (赤間教授)「読めなかったら言って下さいね。読めなかったところからがAIの仕事。」
(辻解説委員)「『一つ』…もう無理です。」

辻解説委員が解読に挑戦したのは1831年(天保2年)の歌舞伎の台本です。このシステムは、読めなかった文字を抜き出すと、AIが自動的に似ている文字をいくつかあげて、合致するパーセンテージと共に表示されます。

辻解説委員が読めなかった一文をAIで解読すると…全く読めなかったくずし字が、『一つそしてたばこの火じゃ』という、意味が分かる文章に変換されました。

「(AIに)助けてもらえなければ、3文字目でつまずいて嫌になる。(AIの支援があると)どんどん読んでいけちゃうと。」(立命館大学・文学部 赤間亮教授)

「簡単に読める」ゲーム感覚で楽しむ学生

教育支援として開発されたこのシステムは、2019年4月から文学部の古典籍(明治頃以前の資料で価値があるもの)を学ぶ授業で導入されています。以前は、居眠りする学生も多かったということですが、今では…

(学生)「(くずし字を)ちゃんと読むことができなかったので、AIを使って読むと、ラクで楽しい。(システムを使っていると)あるタイミングで自分で読めるようになる。」
(学生)「ものすごく正確やなぁと思います。わかりやすくて。(Qおもしろい?)楽しいですね。(Qどんな物語ですか?)そこまで内容は…理解はあまり…。」

学生にとっては、ゲーム感覚で楽しめると、好評のようです。

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最終更新:2019/12/12(木) 18:24
MBSニュース

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