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石川遼、来季のクラブセッティング構想を語る。「ウッド型UT」に興味!?

2019/12/12(木) 20:32配信

みんなのゴルフダイジェスト

今季、3年ぶりの勝利など3勝を挙げた石川遼。9日に行われた「JGTO表彰式」では来年1月のSMBCシンガポールオープンを来季初戦に設定していることを明かした。来月に迎える新シーズン開幕へ向けけクラブセッティングも変化させようと考えているようだが……。プロのクラブセッティングの考え方を詳しく聞いてみた。

プレーオフで今季3勝目を飾った最終戦「日本シリーズ JTカップ」開幕前、来季へむけ早くも構想を描いていた石川遼の口のから“意外“な言葉が飛び出した。

「今、興味があるのが(ウッド型の)UT。2I~3Iぐらいの距離で、220~250ヤードぐらいですかね。しかもUTって僕、ほぼ打ったことないというか(試合レベルで)打てない(笑)。オフは“こそ練”しようかと思っています」

石川の代名詞はやはり正確なアイアンショット。本人も「どちらが好きかと言えば、アイアン」と公言し、こだわりもある。
実際にプロ入り後のセッティングもドライバーとスプーン以外は「2I~」から入るアイアン中心のセッティングで戦ってきた。ギアのカテゴリーではUTに分類される「XフォージドUT」を1本入れてはいるが本人も「感覚的にも、実際の飛び方も『アイアン』だと僕は思って使っています」という。

国内復帰から2年。日米の「パー3」ホールの距離の違いがきっかけ

それが一体、どうしたというのか? 米ツアーから日本ツアーに復帰した18年シーズンから感じていた日米のコースの違いがその背景にはあるという。

「日本のパー3って海外に比べて距離が長いんです。海外のパー3のホールで2Iを持つことってほぼないんですが、日本では結構あったので。3Iとかの距離でも、高い球でピンの真下に『ボンッ』と落ちてくるイメージで狙えないものかと」

ウッド型UTはアイアンや、アイアン型UTよりも球は上がりやすい。それを有効活用できれば……ということだが、実際はそう簡単ではない。

「アイアンって『芯』で打つことが大事で、少しでもズレると飛距離に影響しますよね。ただ、2Iとか3Iの長いクラブだと打点もばらけやすくなる。芯より下に当たれば弾道はトップになりますし、上に当たっても飛ばなくなる。でもUTの場合、ミスヒットしたら逆にオーバーしちゃうんですよ。アイアンはミスヒットしたらショートですが、UTの場合上に当たるとフライヤーみたいに飛んでオーバーしちゃうイメージがあるんです」

ウッド型UTの高い球は魅力だが、一方で“飛びすぎ”はプロがもっとも嫌う現象のひとつ。その危険性を考えると手を出しにくかったようだ。だが、そこは探究心の強い石川。こうも語ってくれた。

「最近のUTは多分、すごくいいと思うんです。だからむしろすっごく芯が狭い『難しいUT』とかを作ってもらいたいと思っているんです。そうしたら(メーカー)に『アイアン使ってください』って言われちゃうか(笑)」

石川遼はクラブをなかなか変えない選手だが、今シーズン9本ガラッと変えたように、クラブに対する考え方も以前より柔軟になってきている。石川遼のゴルフへの探求心は衰えるどころか、年齢を重ねるごとに増しているようだ。

※2019年12月13日17時22分、内容を修正しました

最終更新:2019/12/13(金) 17:38
みんなのゴルフダイジェスト

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