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高速道路の運転4人に1人が「苦手」 車線変更や速度が慣れず…利用諦める人も

2019/12/12(木) 16:10配信

くるまのニュース

「高速道運転が苦手」は4人に1人

 年末年始は、帰省や旅行などで長距離移動が増え、高速道路の利用が多くなる季節です。高速道路に乗り慣れている人だけでなく、普段は一般道の走行が中心のドライバーや、クルマの運転に不慣れな人も走行することが多くなります。

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 そんななか、日産による高速道路運転時の意識に関する調査がおこなわれ、およそ4人に1人が高速道路の運転に苦手意識を感じていることがわかりました。

 今回、全国の免許取得者1万人を対象におこなった調査では、24.3%の人が高速道路の運転を「苦手と感じる」と回答しました。毎週運転する機会がある人の場合も6人に1人(16.7%)が苦手と感じると、回答しています。

 また、高速道路が苦手と感じている人のうち830人を対象とした意識調査で、「高速道路のどんな道を走行している時に運転を苦手と感じますか?」という問い(複数回答式)については、「クルマが頻繁に合流する道」(65.8%)がもっとも多く、次いで「分岐が多く複雑な道」(50.5%)、「車線が多い道」(31.3%)が多い結果となりました。

「高速道路の走行中に苦手だと感じることは?」という問い(複数回答式)でもっとも多かった回答は「車線変更」(56.0%)で、その次には「ジャンクションなど複数の道が交わる分岐地点の判断」(54.8%)や、「悪天候による視界不良」(50.5%)が挙げられました。

 さらに、「高速道路の運転についてあなたが気をつけていることをお答えください」という問い(複数回答式)では、「なるべく一般道を利用するようになった」という回答が41.2%、「高速道路は意識して利用しなくなった」という回答が24.2%にのぼるなど、最初から高速道路の利用を諦める人も一定数いることが判明しています。

「高速道路ナーバス実態調査」と題して、日産がおこなった本調査結果について、交通コメンテーターの西村直人氏は次のようにコメントします。

「苦手意識が抱かれる理由のひとつは、走行速度の高さです。高速道路は一般道と比べ法で定められた最高速度が高く、100km/h(一部区間は試験的に120km/h)と、一般道の1.6倍から2倍程度にまで高まります。

 走行速度が高まるとクルマへの物理的な影響もそれだけ大きくなり、ドライバーとしてもより慎重な運転操作を心がけることから、時として神経質な状態に陥りやすく身体的な疲労も増加傾向になります。

 また、車線変更にしてもタイミングを計ることが難しくなることから、苦手とするドライバーが多いようです。

 運転経験に関係なく明日から実践できるポイントはふたつあります。ひとつ目は、速度をなるべく一定に保つことです。高速道路では一般道と比較して道が広く、建物などが視界に入りづらいです。そのため速度感覚が鈍り、上り坂などで知らずに速度が落ちてしまうことがあります。

 スピードメーターで確認し、一定の間隔で運転することが大切です。

 ふたつ目は、ハンドル操作(ステアリング)をゆっくりおこなうことです。カーブの曲がり始めや車線変更をおこなう際の操作をゆっくりとおこなうことがポイントです。

 目安として、車線変更では法規にならい、ハンドルを切り始める少なくとも3秒前にはウインカーを出します。その後、『カチ、カチ』というウインカーの作動音を5回から6回ほど確認できるように、ゆとりをもって車線変更の運転操作をおこないます。

 こうすることで、クルマが安定したまま車線変更でき、さらに同乗者も安心して身を委ねられます」

※ ※ ※

 調査のなかで、高速道路が苦手と感じている人のうち60.5%が、高速道路運転の苦手意識について「克服したい」と回答しています。

 まずは基本となるミラーでの周囲の確認を確実におこない、そのうえで一定速度を保つことや、ゆとりをもったハンドル操作で、高速道路の運転もリラックスしておこなうことができるようになるかもしれません。

くるまのニュース編集部

最終更新:2019/12/13(金) 19:22
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