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【新モデル2種】ランドローバー、新たなエントリーモデル/ディフェンダー高級EV版を計画か

2019/12/12(木) 11:50配信

AUTOCAR JAPAN

エントリーモデルとディフェンダーの高級EV

text:Hilton Holloway(ヒルトン・ホロウェイ)

ランドローバーは、今後5年間で2つのモデルをラインナップに追加する予定だ。

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1つは、長い間議論されてきたエントリーモデルの追加。

新しい5ドアのエントリーモデルの目標価格は約2万5000ポンド(357万円)である。従来のモデルよりも安くなると見込まれる。

コードネームは「L860」とされており、発売は2021年の予定。

もう1つは、ディフェンダーをよりスポーティ、かつ高級志向に仕立てたモデルである。

ディフェンダー新型派生EVの詳細

一方、ディフェンダーシリーズの新型派生モデルの発売は4年後と言われている。

シャープでスリムなスタイル、高級感のある内装を持つEVであり、価格は10万ポンド(1428万円)を超える見込みである。

エントリーモデルのスタイリングは、新型ディフェンダーと初代ランドローバーをモチーフにしていると言われている。

2011年に発表され物議を醸したコンセプトモデルである、DC100コンセプトほど角ばった機械的なデザインにはならず、洗練されたものになると思われる。

内装についても、新型ディフェンダーで使われているシンプルで機能的なインテリアに似たものとなると思われる。

価格の違いを考えると、装備は簡素化されるものと予想される。

「L860」 どんなポジションになる?

L860がブランド内でどのようなポジションとなるのかはまだわからない。

ディフェンダーの下位ブランドになることは考えにくく、ディフェンダーシリーズのモデルということになるだろう。

L860は、ジープ・コンパス、ミニ・カントリーマン、フォルクスワーゲン・ティグアンなどの小型SUVだけでなく、BMW X1やボルボXC40のようなプレミアムモデルとも競合すると見られている。

エントリーモデルを必要とする理由の1つは、ヨーロッパ全域の中小型SUV市場が50万台を超え堅調に成長していることである。

一部の報道によると、このクルマはヨーロッパ以外でも販売される予定だという。

アメリカと中国ではより小型のSUVが求められ始めている。

欧州燃費規制(WLTP)により、EUにおいて2021年までに平均130g/kmにCO2を抑えることが求められており、このような低燃費モデルの必要性はさらに増している。

ジャガー・ランドローバーはまた、2021年の平均CO2排出量の目標値が他の自動車メーカーよりも高いことも気にかけている。

同社はEU全体で30万台より少ない数のクルマを販売している。

ブランドのラインナップには大型車が多く含まれていることを考えると、この目標を達成するのは難しい。

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最終更新:2019/12/12(木) 11:50
AUTOCAR JAPAN

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